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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

超ウルトラハチャメチャ鳥映画『ロボット2.0』

2019年10月27日 23時14分49秒 | 映画


2019年公開映画177本中39位。

僕はまた、インドの本気を見てしまったようだ。。。

2010年に公開された『ロボット』。
当時、インド史上最高の興行収入を叩き出し、
その圧倒的なハチャメチャ度合いに度肝を抜かれ、
すっかりハマってしまったのだけど、
ついにその続編が日本上陸!!

製作費はまさかの90億円。
あの『バーフバリ』が持っていた記録を打ち破って
現在インド映画最高額です。

さらに、製作陣のヤバさ!!
『アイアンマン』、『インターステラー』、
『トランスフォーマー』、『アベンジャーズ』のスタッフが集結し、
VFXアーティスト1000人、技術スタッフ3000人という
ハリウッドもビックリの規模!!

そして、主演は『ムトゥ 踊るマハラジャ』に出た
インドのスーパースターであるラジニカーント。
(クレジットも“SUPERSTAR”だからねw)

敵役は『パッドマン 5億人の女性を救った男』の
アクシャイ・クマール。

はっきり言おう。
この映画はもはや面白いかどうかではない。
この映像とノリが好きかどうかだ。

史上最大級の鳥映画って感じで、
正直ね、ツッコミどころ多いし、
やや冗長なところあるんだけど、
それをすべてカバーしてもしきれないぐらいの
ハチャメチャっぷりがすごいのよ!

お話としては、
ある日突然インドの街から携帯電話が疾走し、
やがてそれらが意志を持った巨大な怪鳥やロボットに変身して、
人々を襲うというもの。

とにかく、映像がヤッバイ。。。
1億台以上はあるんじゃないかというスマホが
ヘビのようにウネウネ地を這いつくばって人々に襲いかかるし、
体の中に入って爆発するし、
『トランスフォーマー』や『エイリアン』
を彷彿とさせる表現がたまらない。

軍隊でもお手上げなこの状況を打破すべく、
前作で騒動を起こし解体されていた高性能ロボット
“チッティ”を再び起動し、戦わせていくんだけど、
もう『アイアンマン』や『ターミネーター』
もびっくりのアクションが最高に面白おかしくて、
僕としては今年最大級の超ウルトラアクションですわ。

さらに、終盤のバトルでは『X-MEN』や『アントマン』の要素も含んでて、
「ああ、僕の趣味に90億円注ぎ込んだらこうなるのかもしれない」
と恍惚状態に陥った(笑)

しかも、スマホが失踪した理由ってのがさ、
これまたびっくりで。
「そこ?!」って。
「よくそんなところから引っ張ってくるね?!」って。
設定が意外。
スマホ社会への警笛ですね。

あと、面白いのが喫煙シーンになると、
「タバコはがんのリスクが高まります」
ってアラートが左下に小さく出るところwww
インド映画の優しさwww

全体的に、従来のインド映画とは違って、
“ボリウッド映画”というよりも、
“ボリウッドが作ったハリウッド映画”って雰囲気だけど、
あのハチャメチャっぷりは一見の価値アリだと思うんだよなー。

観終わった後、
配給会社の方が直々に感想をインタビューしてるのも
力の入れようがすごいなと思った。

なお、前作を観てから行くのがオススメ。
前作はアマゾンプライムで観れます。
ちなみに、個人的には前作の方が好きですw


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