ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

APE キャブレター 分解洗浄①

2019年12月31日 15時41分00秒 | ホンダ APE
最近APEに乗っていて思います。
気温や気圧の関係で燃料が薄くなっているのでしょうか?
低回転付近がもたつく感じがします(´・ω・`)
年末年始の休みで時間もたっぷりあるのでキャブレターを分解洗浄してみたいと思います( ̄^ ̄)ゞ
全体を眺めてキャブレター周りのチューブの取り回し等を記録します。




写真を撮ったら取り外しに掛かります。






APEのキャブレターはインレットパイプ側のナット2箇所とエアクリーナーコネクティングチューブのバンドスクリュー1箇所で固定されています。
10ミリのレンチとプラスドライバーが有れば簡単に外せます。
チューブ類も全て取り外し、キャブレターを取り外したら出来る限り分解します。











スロージェットにゴミの様なモノがこびり付いてます∑(゚Д゚)
しかも、ゴミは小さな穴にも少し詰まっていました。゚(゚´Д`゚)゚。
前回のオーバーホールの時、キャブレターボディのクリーニングを省略したのが原因だったのでしょうか…ボディ側に残っていたと思われるゴミがスロージェットに詰まってしまっていました(T-T)
手抜きはイケませんね(ー ー;)
ジェット類等のパーツをキャブレタークリーナーに漬け込みます。





暫く漬け込んでいる間にキャブレターのボディーを洗浄します。
ガシガシと歯ブラシで磨いて綺麗にします(`_´)ゞ





ある程度綺麗になった所でフロートやフロートバルブ、ジェット類等のパーツを組み付けて行きます。









全て組み付けた所で、エアスクリューを調整します。少し変わったD型のスクリューなので特殊工具を使います。









規定値に合わせたらインシュレーターを組み付け、車体に取り付けます。







外はとても寒いのですが、コールドスタートでもチョークを引けばキック一発でエンジンが掛かる様になりました。
今まではチョークを引いても2〜3回ぐらいキックしないとエンジンが掛からなかったのですが、それが普通だと思っていた為に不具合に気付かなかったのでしょう。
ふと思い返してみるとGXはどんなに寒い日のコールドスタートでも、セルだろうがキックだろうがチョークを引けばお構い無しに一発でエンジンが掛かりますσ(^_^;)
APEは、やっぱりスロージェットの詰まりが原因だった様です(ー ー;)

そんなこんなでAPEはアイドリングも安定し、エンジンの回転の上昇も滑らかになりました♪( ´▽`)
最後に走行距離を記録して終了です。






今回は20分程の作業でした(^ ^)