内緒の話

２０１０年４月８日（木）

洋裁教室で、Ｔさんが聞いてきた。
「ウィステさん、Ａさんとは今も一緒に社交ダンスへ行っているの・・？」
「は・・？」・・・ウィステ固まる。

「な、なんの話・・？」と、逃げるウィステに、Ｔさんは、
「あら、去年、Ａさんと会って話したときに、ウィステさんと同じところに
ダンスへ行っているって言っていたわ・・」
・・・やばい・・。（＾＾；）

事実＝Ａさんとは、同じダンスサークルへは行っていません。
事情＝以前ラウンドダンスをしていたＡさんから、
　　　社交ダンスを始めたこと、
　　　しかも、個人レッスン（←ウィステとは別のスタジオの先生）ということを、
　　　ラウンド関係者には内緒にしてね・・と、ウィステは頼まれていた。
謎　＝Ａさんは、何故、ウィステには内緒と言ったのに、事実と違う話をわざわざ
　　　Ｔさんにしたのだろう・・？　
　　　口がすべったのか・・？
　　　それに、どの程度話したのだろう・・？

「内緒」って頼まれたウィステ、内緒が解禁になったのか分からないし、
うっかりとしたことは話せない。
とにかく知らぬ存ぜぬを通すことにした。
「な、な、なんの話かさっぱり・・」（＾＾；）
Ｔさんは、
「あら、じゃあ、Ａさんは、なんでそんな話をしたのかしら・・？」
「ウィステに聞かれても、さあ～？　Ａさんとはずっと会っていないし・・」

横からＹ子さんが助け舟をだしてくれた。
「ウィステさんのダンスサークルと同じ場所で、別の時間に行っているって
ことじゃないの・・？」
ありがたや～、Ｙ子さん、恩にきます・・。ウィステは、
「き、きっとそうね」
と、逃げ切りました。

Ｔさんは、挙動不審なウィステをじっと見ていた。
この不審な話は、Ｔさんの胸に深く刻まれたことだろう・・。
ど、どうしよう・・。

Ａさん、頼むから、内緒にしたい話を自分から、しかも、あいまいな形で話すって
ことしないでよ～。
とにかく、Ａさんが内緒を続けたいのなら、警戒警報発令（←但し、ウィステに
責任はないよ～）を伝えなくっちゃなあ・・。
内緒の話って、みんな大好きなんだから・・。

根本的な謎＝なんでウィステがこうもおろおろしなくちゃならないんだ・・？
解　　　　　＝諸行無常、バレルものはいつかバレルと、肝が据わっていない。（＾＾；）