ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

「会計報告しました」

2018-06-13 | エッセイ
2018年6月13日(水)

今日は、水曜日のダンスサークルの日。息子さん先生が、
「ウィステさん、これHさんから。デモのドレスにどうかって」
と、スタッフのHさんの白いドレスを持って来てくださった。
綺麗~♪
でも、家で試着してみたら、大きすぎ。
胸が、ガバガバ・・。(^^;)
裾も、床を引きずります。
残念。(>_<)
奥さん先生に、別のドレスを貸してくださいと、メールしました。

さて、今日は、昨日、エッセイサークルに出したエッセイを・・。
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「会計報告しました」
今日は、土曜日のダンスサークルの平成三十年度初めての日。平成二十九年度の
会計係りだった私は、三月三十一日の総会の後から、この二週間、最後の仕事にとり組んでいた。
大きなカレンダーの裏に、縦に諸項目、横に四月からの十二ヶ月のマスを作り、
手書きの大きな表を作った。
そこに、会計簿をチェックしつつ、その入金、支出を書き込む。
入金の部と、支出の部の数字がピタリとあって、ほっとした。
ただ、私のパソコンのエクセルの調子が悪いので、ワードで、会計報告書を仕上げることにした。
その後は、預金しているサークルのお金もあるので、ATMに行き、通帳記入をする。
今年度の入出金は、無し、利子もゼロと、面倒が無くて良い。通帳の該当ページのコピーも付けて、
会計報告書は、完成。会計監査も無事、通った。
 八割がた肩の荷を下ろしたので、残りの二割も下ろすべく、今日は、早めに公民館へ行った。
うちのサークルは、午後からなのだが、新会長さん他、数人のベテラン組は、
午前の別のサークルにも出ていて、昼は、ロビーのソファーで、一緒にお昼を食べているのだ。
私が、会長の側に行って、会計報告書の内容の説明を始めると、皆さんも、聞いている。
「結局、収入と支出は、どうだったの?」と、会長に聞かれ、私は、項目を示しながら、
「今年度は、四万円の黒字でした」と、答えた。会長も、皆さんも、笑顔で、
「良かった、良かった」と、言い合ったのは、二十九年度のスタート時に、前年より会員数が
凄く減っていて、先生への謝礼は、預金を切り崩してお支払いしようとまで、話し合ったからだ。
幸い、その後、入会者が、続き、財政を、建て直すことができたのだった。
「でも、二月に入会した女性が、三月から休会で、さらに、今月になって、家庭の事情で、
退会されました。そうすると、年間二万四千円の収入減だから、油断は出来ないです」
 と、私は、あっという間の減収への転落の危険を強調した。以前会長だったA氏は、
「その人の会費は、ほとんど、今回の会計報告に入っていないから、大丈夫だよ」
 と、鋭い……。私としては、先はどうなるか分からないのだから、とにかく、財布の紐は、
しっかり締めましょうと、言いたいのです。
 そんな話をして、サークルの中休みに、会長さんが、「相談があります」と、会員のみなさんを集めた。
テーマは、
「月一回しか出席できないと、事前に申告した方の場合の会費は?」
「先生お二人で月三回の指導日を調整し、自主練会にしている日にも、来ていただきたい」
 ということで、「一回の場合は、千円」「先生方は、手分けして、月四回来ていただける」と決まり、
「良かったね~」と、頷き合うなか、会長さんが、「ここまでです」と、言いだしたので、
私は、焦って、「まだ、会計報告があります!」と、会長に思い出してもらった。
 さて、いよいよ会計報告。私は、これまでのように、会員の皆さんの前で、会計報告書を
読み上げようとした。
すると、
「いいよ、そんなの。簡単で良い。簡単で」   
 と、先ほどソファーの所で話したベテランの男性たちから、声が上がった。
 え、良いの……?
 女性たちからも、「いいわよ」との声が上がったので、それではと、総収入と総支出の額を
述べるだけに止め、その後、会計監査役が、
「会計監査の結果、報告のとおりです」で、お終いとなった。
さすがに、これだけではと思い、
「細かい所を知りたい方は、この会計報告書を、ドアの所に、張り出しておきますから」
と、言ったけれど、「そんなことしなくて、良いわよ~」との声、多数。
「それでは、見たい人は、会計さんに渡しますので、会計さんの所に、どうぞ~」
 と、私は、立ち上がる人たちに言った。
 肩透かしをくったような気持ちのまま、トイレに行って、戻り際、ソファーの所で、
新人男性に会った。ベテランの人たちは、なあなあで済ましたけれど、この彼は、
足型とかカウントとか、いろいろと細かい人なので、
こういうやり方には、ひっかかりを覚えているだろうと、
「今、丁度、台の上に、会計報告書が置いてありますから、良かったら、見てください」
と、声をかけた。彼は、「はい」と、会計報告書のほうへ行ったので、彼が、
サークル会員唯一の会計報告書を、しっかり読んだ人になった……。
 ああ、でも、これで、解放された~、身も心も軽くなった~。
 だが、今月からは、エッセイサークルと歌の会の二つの会計役が回って来る。
エッセイサークルは、現金の引継ぎだけだが、歌の会は、また、一年後、
会計報告書を作らねばならない。
私は、ハムスターのように、回し車の中を、せっせこ、せっせこ走り回っているような気がする。
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エッセイサークルの方の感想は、
「仕事が頼みやすい人っているよね」
・・・そんな・・・。(^^;)
「お疲れ様でしたね」
とも、言って貰えました。(^^)










コメント
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