水曜日週の半ばと疲れたる身は廃船のごとく揺らげる
水曜日にもはや廃船のごとくなる程、疲れている。これから先がどうなるのか心配だ。だが、この一首の臍はそこにはない。「揺らげる」にある。
「揺られる」ではない。「揺られる」なら何か乗り物等外界の力に揺らされることだが、「揺らげる」なら自身の体のみの影響で揺らいだということだ。しかし、自身の意思で揺らいだのではない。廃船なのだから。
水曜日にもはや廃船のごとくなる程、疲れている。これから先がどうなるのか心配だ。だが、この一首の臍はそこにはない。「揺らげる」にある。
「揺られる」ではない。「揺られる」なら何か乗り物等外界の力に揺らされることだが、「揺らげる」なら自身の体のみの影響で揺らいだということだ。しかし、自身の意思で揺らいだのではない。廃船なのだから。