「福島第1原発で爆発音と白い煙」
映像出てたけど、大丈夫かな…
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2011年3月11日に発生した東北沖大地震。その時僕は客先の会社のビルの中にいた。最初に揺れを感じてすぐに僕は思った。いつもの地震だと。地震の波には最初の揺れであるP波(Primary波)と第二の揺れであるS波(Secondary波)がある。
P波とS波の間が長いと遠くで起こった地震というのを知識として知っていたので、最初の揺れが起こって数秒した時点で大したことないと思ったのだ。ちなみに震源地が近いと、P波とS波を間髪をいれずに感じることになるので、数秒とか悠長なことは言っていられない。
そういう知識があったのに、発生した地震は大きなものだった。僕の39年の人生の中で一番でかい。隣の席の50歳くらいのおっさんも、こんなの初めてと言っていた。その時は気がつかなかったが、P波とS波の感覚が長かったのにも関わらず、あんなに大きな地震だったということは、遠い場所でとてつもなく大きな地震があったのだと、今は思える。
その後、第二の地震や余震が訪れたが、比較的僕は冷静でいられた。震度の大きさは分かったが、遠い場所で起こったと分かったからだ。ただ冷静だったのは心の問題、体は正直だ。余震も落ち着いたころ、仕事の資料をラックに取りに行こうと立ち上がると、体が強ばっていた。
つづく
映像出てたけど、大丈夫かな…
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2011年3月11日に発生した東北沖大地震。その時僕は客先の会社のビルの中にいた。最初に揺れを感じてすぐに僕は思った。いつもの地震だと。地震の波には最初の揺れであるP波(Primary波)と第二の揺れであるS波(Secondary波)がある。
P波とS波の間が長いと遠くで起こった地震というのを知識として知っていたので、最初の揺れが起こって数秒した時点で大したことないと思ったのだ。ちなみに震源地が近いと、P波とS波を間髪をいれずに感じることになるので、数秒とか悠長なことは言っていられない。
そういう知識があったのに、発生した地震は大きなものだった。僕の39年の人生の中で一番でかい。隣の席の50歳くらいのおっさんも、こんなの初めてと言っていた。その時は気がつかなかったが、P波とS波の感覚が長かったのにも関わらず、あんなに大きな地震だったということは、遠い場所でとてつもなく大きな地震があったのだと、今は思える。
その後、第二の地震や余震が訪れたが、比較的僕は冷静でいられた。震度の大きさは分かったが、遠い場所で起こったと分かったからだ。ただ冷静だったのは心の問題、体は正直だ。余震も落ち着いたころ、仕事の資料をラックに取りに行こうと立ち上がると、体が強ばっていた。
つづく