元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

屋根の上のバイオリン弾きを見た

2011年03月22日 23時16分42秒 | アレコレ鑑賞
「原子力安全委 想定甘さ認める」

 絶対的自信があったら、東京に建てるわな。

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 屋根の上のバイオリン弾きを見た。タイトルだけ見るとメルヘンチックな感じだが、実はロシアにおけるユダヤ人迫害の映画。ポグロム。上映したのは1971年だが、舞台となった時代は1900年代初頭と思われる。その当時のユダヤ人の農村での暮らしぶりを、ふむふむと見ていた。

 あの当時、ユダヤ人が色々な人や団体、国から嫌われていた。映画の中、農村ではユダヤ人とロシア人が仲良く暮らしていた。しかしユダヤ人を村から追い出す命令が、ロシアから下される。仲が良かったはずのロシア人から蛮行を受ける。迫害するロシア人も嫌々だ。だが劇中では、なぜ迫害を受けるのか?は描かれていない。

 この作品に限らず、なぜユダヤ人が嫌われるのかを描いた作品を見たことがない。もしかしたら、なにか原因があるのかもしれないが、名もなく貧しいユダヤ人が虐げられる理由はどこにもない。と思う。そういう人たちを描いた作品だ。


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クリエーター情報なし
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コメント
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