中山道ひとり歩る記(旧中山道を歩く)

旧中山道に沿って忠実に歩いたつもりです。

・芭蕉の道を歩く
・旧日光街道を歩く

「呂久の渡し」の先の解り難い中山道(旧中山道を歩く 260)

2011年08月10日 10時51分14秒 | 6.美濃(岐阜県)の旧中山道を歩く(210~2


(「小簾紅園」を出た道は柿の木畑)

(美江寺宿)
「小簾紅園」を出て道は隣の赤坂宿に向って進む。
今歩いている旧中山道は、昔は「呂久の渡しの川の中」であった。
その川に水が無くなって陸路になっていることから、
赤坂宿までの道のりが少々ややこしい。

「小簾紅園」の前の道を西に進む。
道路わきに「旧中山道」の標識がありここは問題ない。
民家が途切れる頃、前方に橋が見えてくる。
近づくと左手に地蔵堂があり、
「小簾紅園」にあった[東の地蔵堂]と一対になって[西側の地蔵堂]といえよう。
この地蔵堂の東と西の間が「呂久の渡し」であったように思える。
西の地蔵堂のすぐ先に「新橋」があり、橋を渡ると土手に突き当たり、
道路は左右に分かれる。


(「小簾紅園」先の民家の中山道案内)


(道路先に橋(新橋)が見え、その先が土手になっている)


(橋の手前の地蔵堂)


(橋の先の土手に二又道は右?左?)

どれが中山道なのか判らないが、
いづれ土手を越さなければならないので土手に上る方向で、
車両の行き来が多いほうに検討をつけて、右折する。
これが正解だったようで、
少し行くと道路左わき土手の中腹に石の道標がある。
石標は「左木曽路」「右すのまた宿道」の文字の、
上部の三文字くらいしか読めないほど深い草の中に立っている。


(車往来が多い右の道で、土手を越えるべく登り道を選ぶ)


(草の中にある道標)


(道標を左に見て土手の上へ登る)

その先が二又道になっており、
土手を登り終えるべく上へ行く道ーつまり左側の道を選ぶ。
道路は土手の頂上らしく平坦になり左に曲がっている。
曲がりきると、右に大きく曲がる平らな道と、
左にまっすぐ進む坂を下る道に出る。

右に曲がる道は自動車専用道路で歩行者は進めないと看板が出ているので、
案内に従い直進して坂を下る。
下りきったところで「サイクリングロード」の案内と
「中山道」の案内があり矢印は右折を示している。


(土手の頂上を左折した所、左へ下る道あり)


(坂を下りたところの案内に沿って進む)


(左手民家の木々に覆われて進む)

道路の先を見ると直進と右折の両方が見える。
案内どおり右折する。
道路の右側は土手、左は民家の木々に道は覆われている。

すぐ道路は開け、土手に沿って直進と左へ向う道に分かれる。
その分かれ道の間に案内看板「サイクリングロード」と「中山道」がある。
取り付け方が悪く、案内看板の方向が右なのか左なのかよく解らない。
土手に沿った直進道路の先を見ると、
右手の土手上の自動車道が左折して一般道へ降りてきており、
直進道路はその自動車道をくぐるように伸びている。
自動車道を潜り抜けるとさらに道路は直進と左折に別れる。
赤坂宿に抜けるには方向的には左折であるが、
まだ少し早そうである。

そこへ自転車で帰路の二人連れ高校生に出会う。
道順について二人に聞くことにした。

(「三回り半」の石碑、後ろが今まで歩いて来た道路)






コメント
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