![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ee/2c198026eaa6b3dac874097d68a83ad2.jpg)
(名古屋まで123kmの標識)
(上松宿 7)
上松宿から次の須原宿までの距離は長く、入り組んでいる。
つり橋を過ぎて少し先で、国道19号に合流したら、
国道の反対側にある歩道を歩こう。
すぐ「名古屋まで123km」の案内看板があるが、
これを尻目に歩くとやがて倉本駅に近いことがわかる。
倉本駅を通り過ぎて「倉本」の信号で左に入る道があるので左に入る。
ガードをくぐると、道路はさらに左方向へ、もと来た道に戻るのではないかと心細くなるが、
坂を上がると突き当たりにカーブミラー、正面に「くらもと」の標柱が見える。
手前に林機械商会の建物がある。
ここまで案内書通りである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/90/7d7354beda5428e8c2391d2f83fc0967.jpg)
(倉本の信号)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/12/b4049e05577c69245ba9780bb1a708f2.jpg)
(道路は戻るように感じる)
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(カーブミラーと「くらもと」の標柱)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ab/b9c4099ba0302832cdf85eb03838fa8f.jpg)
(左右に分かれる道は民家のあるほうに進む)
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(左石垣の上に「至須原」右の案内あり)
「くらもと」の標柱で右方向に進路をとり進むと、
道路は左に大きくカーブする道と、直進は民家の庭先に入る道に分かれる。
躊躇しながら民家の庭先の道を選ぶ。
これが正解で、二股の間に分かりにくい「右須原」の案内が見える。
少し行くと左手に常夜灯と庚申塔が並んでいる。
この庚申塔は「除三尸乃罪(のぞくさんしのつみ)」と刻まれている。
この庚申塔について上松町教育委員会の説明によれば、
(暦の上で60日に一度巡ってくる庚申(かのえさる)の日に、
その夜眠らずに過ごして、長寿を願う信仰を庚申待ちといいます。
人間の身中には、誰でも三尸九虫(さんしきゅうちゅう)が宿っていて、
この虫は庚申の夜に人が寝た時、
天へ上って天帝に、人間の罪過を告げて、
人の生命をちじめると言います。
この虫の報告が五百条になると、その人は死ぬそうです。
そこで、庚申の日に、三尸(さんし)の虫が、人が寝ている時天に昇らぬように、
夜起きているわけです。
普通庚申塔と刻まれている塔が多いが、
倉本のこの塔は「除三尸乃罪(のぞくさんしのつみ)」と彫られていて、
年号も享保十二年(1727)で上松町では一番古いものです。)
とある。
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(常夜灯と庚申塔)
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(中央に駐車場を見て右の草道へ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/e5/ece6194aacb4fceae64b25ed5c08936f.jpg)
(柿の実が色づいた草道)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f7/5f7ef81aab5e8b9ea0b4f8a40208fa7d.jpg)
(京都側からは「中山道」の矢印案内がある)
道路はその先でまた二股に分かれる。正面は駐車場になっている。
右手の民家の畑のような草道のほうへ下る。
草道は国道19号に合流するが、京都方面から来る人には、
矢印で「中山道」の看板でこの草道に誘導している。
国道19号に出た向こう側にドライブインがあるのが目印になる。
しばらくは国道を歩くと、右側にパーキングの大きな「P」の看板があるが、
その中に一里塚跡の碑がある。
江戸より七十四番目「倉本の一里塚」であるが一里塚は存在しない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/e3/03c3ccc0fa722fde9da406b8585d508c.jpg)
(ドライブイン)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/f9/a6fc71679fdf4cb2ce21dd5edf64f458.jpg)
(パーキングの中に一里塚はある)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/96/8171bb8486bed2537672313f0eb6963c.jpg)
(一里塚跡の碑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/1a/78218c3a949b87542fecde80d6144568.jpg)
「(池の尻」の信号、先に「うどんや」が見える)
一里塚のすぐ先の「池の尻」の信号で右脇道に入るのが旧中山道。
舗装道路がしばらくあって畑の中を歩くが、
舗装の自動車道路は途中で終って草道になり、
先を見ると国道19号に合流するのが見え、
合流する手前に廃屋になった食堂があり、その裏手に出て行く。
国道に出てしばらく歩いて、
(阿寺渓谷12km、フォレスパ木曽12km)の案内看板があったら、
右脇道に入る。
国道沿いの道を進み、また国道に合流する。
合流する手前に廃屋がある。
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(しばらく続く国道19号線)
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(この看板の先の右側の道を行く)
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(すぐ脇の道)
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(廃屋)
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(横断歩道を車に注意しながら渡ろう、向こう側にしか歩道はない)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/98/1a1db24c1179924bde36486bfcedb8a0.jpg)
(先に見えるしだれ桜。歩道左の狭い道を行ってはならない)
ここで自動車に注意して道路を反対側に渡ろう。
左側にしか歩道がないからである。
案内書では、「国道土手のしだれ桜を見て左の細い道へ」とある。
道路反対側を見ると、道路端に歩道があり、
その左端に細い道があり,
先に桜の大木が見えるので、
その細い道を行くように書いてあると錯覚するが、
その道を行ってはならない。
桜の木の先は道がないどころか、無理に行こうとすれば、
谷に落ち込むかも知れないのだ。
注意が必要である。
あくまでも、国道の左側にある歩道を進まれますように注意願います。
旧中山道は国道に合流して脇の歩道を歩きますが、
しばらくして歩道がなくなり、歩道用に脇道が作られており、
(歩道案内)のたて看板があるので指示に従って歩くと登り下りの坂になり、
橋を渡りまた国道に合流する。
合流すると同時に「水舟の里」と「須原宿」の看板があり、左へ道路が分かれて行く。
その先にはJR須原駅がある。
やっかいな旧中山道をたどり、やっと須原宿にたどり着く。
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(歩道案内の看板)
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(水舟の里、須原宿の看板)
ま急ぎすぎた事もありますけれどね