思い出の品
20年ほど前になりましょうか
北海道を相棒さんと二人で出かけました
函館から道東に抜け旭川に
その時出会ったのがこの優佳良織（ゆうからおり）のショルダーバック
ウールをつむぎ手織で 故 木内綾さんが創作商品化されたものよく似たデザインなのですが
糸の渡し加減で微妙に色が違うんです
残念ながら2016年会社は倒産してしまったようです
そんな優佳良織
実際はもう少し緑かかった青なのですが
北海道の四季折々をデザインしたものが多かったような
私は 阿寒湖の紅葉を題材にしたこのバックがお気に入りでした
実家の母にもこのデザインのがま口をあげていたようでした （すでに時効 忘れてた 笑）
昨日 所用で実家に寄りました 急ぎもありすぐに立ち去ろうとすると
母が
ちょっとこれ見てみて 早うこっちへ！
いつもになく満面の笑顔で呼び止めます
自室に招き入れようとします
急ぎの予定があるからと言うと
部屋に戻り 持ってきたのがこれ
『あんたが北海道旅行した時にお土産にくれたんやて』
私の記憶からは プレゼントしたことも記憶の彼方へ・・
88歳になる最近の母は、年齢相応の物忘れが目立つようになっています
（いやこの状態なら私の方が重症かも） 汗
当時は色々役職で出かけることが多かった母ですが・・・
この間使おうかと思ったけれど，1度使うとお古になってしまうので 箪笥の中で時折見ては楽しませてもらった
私が持っていても 日のめを見れん 今日はあんたに私からプレゼントするわ と渡してくれました
これで1セットになって手元に揃いました 
人は短期記憶はすぐに消えていくけれど 長期記憶はいつまでも残っている
88歳 この日は いつもになくクリアであった母との嬉しい1日でした。
人様の名前かと思っていました
素敵ですね
お母様からの逆プレゼント
セットになって思い出もひとしおのものになりましたね
素敵な財布にショルダー 手元でお揃いになりましたね
思い出の品 これからはミッキーさんのお供ですね
織物の名前なんですよ
当時は北海道と言えば 優佳良織
有名な織物でした
他にも数点 優佳良織 をお取り寄せしたことが有りました。
中でもこのシリーズが一番好きな作品
なんだか思いがけないプレゼントをされた気分でした。
嬉しくなりました。
このショルダーはお気に入りで
今でも思い出しては使っています。
いつまでも元気でいてくれることを念じています。
た」という気持ちわかります 私も父が旅行で買っ
てきてくれた小さなバックを一度も使わず何年も眺
めていました(笑)
優佳良織 知っていますよ 友達が持っていて
珍しい織物なので どこで買ったのと聞いた時 若い頃 北海道で買ったって言ってました
その人 旭川産まれなので繋がりました
会社が倒産しちゃったとは残念です 良いお話 ありがとうございました
お母さまは ミッキーさんからお土産にもらった財布を タンスをあけるたびに
こころ温まる品として 見続けてこられたのですね。
あらためてプレゼントされて3つ揃った おもいでの優佳良織
作った人がきいたら 喜ばれるでしょうね。
手織り作品でパターンは同じでも糸の通し加減ですべて作品の趣が違う
なんだか引き込まれていく作品でした。
作品の魅力は何十年たっても健在
派手さはないものの虜になった作品でした
お友達も持っておられたのですね。
郷里で作られた作品
大切にしておられたのですね。
懐かしく今の優佳良織を検索してみたら
倒産してしまっていました。
とても残念です
この1セット益々愛着が出てきました。
そんな母が昨日のことのように
生き生きと話しプレゼントしてくれた
親の愛を感じる一瞬でした
そんなことから現在の優佳良織を見て見たら
倒産 ！
時代の流れを感じる感じるとともに
一抹の寂しさを感じました。
そうですね作者さんにお会いできるチャンスが有ればぜひ伝えてあげたかったですね。
ようちゃんも色々作品つくりをされておられ
作品を手放す時は、ご自身の分身を届けられる思いで作られているのでしょうね。
又落ち着かれましたら色々作品を見せてくださいね。