ミニケーナ完成
教室仲間がひょんなことから ケーナを作っているという話になり
昨年から保存している女竹があるからあげるよ。といってくれました。
長さ18センチほどの小さなケーナになる竹です。
口径2㎝ほど
1度目は3本材料をいただいて、テープで養生してドリルで穴をあけたのですが、
2本はことごとく亀裂やら欠け落ちて使い物になりません。
3本目は養生テープを張ったまま吹いてみると、音階もしっかりしていい感じです。
テープをそっとはがしてみると、穴のつなぎ目から隙間の部分がテープに付いて剥がれ落ちてきます。
数をやらないと出来んで。。
再度挑戦にと材料を届けてくれました。
今度はより慎重に
夫に細いから振動と圧力でひびが入る。中に何か詰めてからやってみては??と
アドバイスさせていただきました。
先日ギロを作ったとき 細めの竹ももらってきて有りましたので、こちらでも挑戦
口径2.5㎝太めです
同時進行
歌口を削ります
穴の周りのお掃除です
底も穴が開いていますよ。
青竹で作ったものは、置き火であぶら出しをし 割れ防止処理です(火であぶって水分を出します)
熱いうちにタオルでしみ出した水分をふき取ります。
いよいよ試し吹き
全く音外れ2本
1本で吹くだけならな~んとなく曲になるかな?????
お気に入りは2.5㎝ 予想外でオカリナのような丸い音が出ます
これだけ有っても左2本のみ あとはなんとなくの音
チューナーで合わせると独自の世界音ですが
お遊びで吹くには楽しい楽器ができました。
一番右のものは、アンデスの竹で出来 私が師事しているロベルト先生が作ってくださった笛
(音色は深みがあり、G管で、試作のものとは全く響きが違います)
右の笛からすると小さい笛は一オクターブ上からの高音になります。
長々と書き留めましたが私の健忘記録に お付き合いありがとうございました。