スナップ写部ログ

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海獺

2009年07月17日 21時58分08秒 | 日常
海獺(ラッコ)ちゃんです。
近所の水族館で撮影しました。


さてさて、あと数十日で日本の総理は変わるかもしれません。

そこで、


クイズです。
歴代の日本の総理大臣で、最も在任期間の短い人は誰か?






















東久邇宮稔彦(ひがしくにのみや なるひこ)さんだね。
クイズ番組には即答であるよ!
総理大臣としての正しい名前は稔彦王で、太平洋戦争敗戦直後の8月17日に就任、GHQの命令を実行出来ないとして総辞職したのが10月9日、最短記録の(しかし激動の)54日間だった

戦中は皇族として陸軍大将、総理を辞してからは、なんと新興宗教を旗揚げ(頓挫はしたが)、102歳まで存命し首相経験者の長寿世界記録も打ち立てた

最短在任って、宇野&羽田元総理を思い浮かべなかった?



その後も陸(ろく)でもない辞め方の首相ばかり

戦後2人目の幣原(しではら)喜重郎は総選挙の結果で辞任、吉田茂はバカヤロー解散などが積もり積もって、片山哲は党内から『ぐず哲』と言われたし、鳩山一郎は帝人事件で、石橋湛山(たんざん)は病気で、岸信介(のぶすけ)は新安保で混乱し責任を取ったし、池田勇人は癌で東京オリンピック閉会式の翌日に辞意を表明したのだった

続く佐藤栄作は、4選もした為に最後はボロボロ、田中角栄はロッキード事件で、三木武夫は『三木おろし』、福田赳夫は予備選で敗退、大平正芳は選挙中に急死、鈴木善幸は対米関係を悪化させ辞任した

中曽根康弘は、一見は円満で終わったが、売上税導入案で大批判をあびたし、竹下登はリクルート事件で、宇野宗佑は(公式には)参院選惨敗で、海部俊樹は法案否決のゴタゴタで、宮沢喜一は内閣不信任可決で、細川護煕は金銭スキャンダルで、羽田孜も内閣不信任案がらみで、村山富市は参院選敗北などで辞任したのだった

橋本龍太郎は(主に)支持の低下で、小渕恵三は在任中の急死、森喜朗は…彼は説明不要だね!

以上、戦後の総理の辞め方を書いたが、任期満了まで行ったのが希有なのは勿論、高い支持率を持ったまま終わったのは皆無とも言えますね。。