自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

太平山~晃石山~馬不入山~大明神山縦走・・・清水寺のロウバイほころぶ

2017年01月08日 | 日記
平成29年1月4日(水)晴れ


単独山行  ザック重量8kg  歩行時間6時間20分


天気がいいので、初春の太平山から大明神山を縦走してみようと思い立った。
今年は暖かいので清水寺のロウバイも楽しみである。
太平山に登るのは初めてであり、冬場の足慣らしにちょうどいいかなと思ったことと、
また、3年ぐらい前に、ここのロウバイの写真を携帯メールで送ってもらったことを
思い出して、可憐な花に会えればうれしいと出かけてみる。


<コースタイム>

自宅5:45==太平山大曲駐車場6:45-7:10・・・太平山神社7:20・・・奥宮7:30・・・

富士浅間神社(太平山山頂)346m・7:40・・・ぐみの木峠・・・晃石山(てるいしやま)419m・8:36

・・・青入山389.5m・9:00・・・桜峠291m・9:15・・・馬不入山(うまいらずさん)345m・10:00

・・・長坂峠10:28・・・大明神山274m・10:55-11:00・・・長坂峠11:26・・・広戸11:44・・・

桜峠12:15-13:00(昼食)・・・清水寺13:25・・・大中寺13:55・・・大曲駐車場14:35==自宅15:55


では、写真をどうぞ!!


地図です。


太平山大曲駐車場。7時前なのでまだ初詣の客はなく車は2台ほど。


道路を挟んだ目の前の急な階段を登る。


少し冷え込んでいるが天気が良くて気持ちがいい。


10分ほどで太平山神社に着く。今年の安全登山を祈願する。


神社の左側に奥宮入口の看板がある。ここが登山口である。


10分ほどで奥宮である。


奥宮からさらに10分ほどで、富士浅間神社を祀る太平山の山頂に着く。展望はない。


晃石山(てるいしやま)に向かう。


急な下り坂が続く。


電波塔の手前の舗装道路を横切って登山道が続く。


ほどなくぐみの木峠に至る。


空気が冷たくて、鼻の奥に沁みる。しかし爽快だ。


残念ながら、遠景は霞んで見えない。


晃石山が見えてきた。


駒形石とある。かっこして駒の爪と書いてあるがどれがそうなのかよくわからない。


登山口から約1時間30分で晃石神社が祀られている晃石山である。


木に標示板がある。


山頂からは、日光連山や富士山が見えるといわれるが、残念ながら見ることができない。


なだらかな尾根を桜峠に向かう。


返り咲きのツツジが咲いている。


気温が上がってきたようだ。暑くなり薄手のジャンバーを脱いだ。
こんないい天気に山歩きができるなんていい正月だ。


春の到来かと疑うようにツツジがたくさんの花を咲かせている。


こちらにも。


あそこにも。桜とツツジがたくさん植生しているという印象を受けた。


何の綿毛かな。


ミヤマシキミの花のようだ。


花を楽しんでいるうちに青入山に着いた。


ここからの展望も霞んでいる。気温が上がってきたせいかもしれない。


木製の長い手すりの急勾配を下る。


桜峠に着いた。大きな山桜の木がある。


表東山道と裏東山道の連絡路だそうである。


寒暖計が置いてある。気温は11℃。登山には丁度いい気温かもしれない。


紅茶とキャラメルナッツで一休み。


今度は馬不入山(うまいらずやま)に向かう。


あの山らしい。


初春の柔らかな日差しがうれしい。しかも無風である。
初歩きを最高のコンデションが迎えてくれて、今年は期待できそうである。
去年の9月は台風にたたられて、全ての山行が中止となってしまった。


何人かの登山者が初春の里山を楽しんでいる。


なだらかな尾根を歩き、


そして、適度なアップダウンを繰り返しながら、


急坂の奥に山頂らしいピークが見えてきた。


馬不入山山頂である。


解説がしてある。この道は古くから使われていたが、馬が通れないほどの険しい道であるとか。


本コース中、屈指の展望が望めると案内書にあるが次回に期待しよう。


奥が大明神山への道である。


急な下り坂が続く。転げ落ちそうで緊張する。


馬不入山から約30分で長坂峠に着く。車道を越えると


大明神山と書かれた小さな看板が木に結わいつけられている。山頂まで約30分とある。


急なアップダウンを5回ぐらい繰り返したような気がする。


あれが山頂か。いや実は違った。


椿はまだ蕾である。期待していたが咲いている花はなかった。


ミヤマシキミが色づき始めた。


急登を登ればと思いきや、


大明神山はまだ先である。


急な坂の奥がどうやらそうらしい。


やっと山頂に着いた。


山頂からの展望。日光連山、庚申山、皇海山などが見えるはずが・・・・次回に期待しよう。


岩舟の町かな。近くはきれいに見えているのだが・・・・


長坂峠に戻り、左折して広戸に向かう。


途中、山が崩れたのかと思ったが、掘削して砕石か石灰石でも取り出しているのだろうか。


柚子がまだたわわに実っている。だれも取る人はいないのだろうか。もったいない。


供養塔のある広戸に着く。


錦鯉放養池の看板をを見ながら歩く。池には水がなく鯉はいない。廃業したのかどうか理由はわからない。


急な階段を上ると


桜峠である。また戻ってきたわけである。


ここでお昼にする。ラーメンをすする。昼食を楽しんでいる人が何人かいた。
ゆっくり休んで次は清水寺(せいすいじ)に向かう。


約30分、坂を下ると清水寺である。


もう水仙が咲いている。


そして、お目当てのロウバイである。黄色いかおり、あまい香りが漂う。まさに初春のかおりである。


平和な感じがする。


まだ3、4分咲きというところかな。


蕾がある方が花はきれいだと思う。ロウバイに癒されて、今度は大中寺に向かう。


30分ほどで大中寺に着く。この寺は雨月物語にも登場する歴史のある古刹らしい。


歴史を感じさせる石灯篭。


不開の雪隠(あかずのせっちん)、


馬首の井戸など、この寺には七不思議といわれる言い伝えがあるそうな。
そういえば、不開の雪隠といわれて、遠い記憶が甦ってきた。
小学校遠足で来た、間違いなく。不開の雪隠の話をその時聞いたんだ。


大中寺から太平山神社までの急登には参りました。これでもかこれでもかと修行の道が続きました。
時間にすれば30分ぐらいでしたが。


14時35分、無事、大曲の駐車場に着きました。この時、駐車場は満車で、車道には車が長い列を作っていました。
初詣の人たちのようです。



初春の里山、花たちに会えていい山行でした。

なお、太平山神社の駐車場まで不案内だったので不安だったが、
清水寺で出会った地元の登山者がご丁寧に、
大中寺から大中寺にある太平山神社への登山口までお送りいただき大変有難かった。


今回はこれでおしまい。


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コメント (1)
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