ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

来年の自治体選挙の動向(20201119)

2020年11月19日 | 自治・自律
 宮古島市では、来年早々(20210117)市長選を迎える。現職保守の下地敏彦候補に対してどうなるかと気をもんでいたが、ほぼ決まったようだ。一部の保守と「オール沖縄」が漸くまとまった。元保守系県議の座喜味一幸氏だ。去る6月の県議選では、この座喜味氏が落選する中で、「オール沖縄」の國仲昌二が保守と2議席を分け合ったのだが、「昨日の敵は今日の友」になれるのだろうか。軋みがあった「オール沖縄」側の団結が深まり、現職に対抗できるか否かが問われている。
 自衛隊ミサイル部隊の基地建設が現在進行形であり、こうした中で、シマンチュの命の営みを如何にしたら守れるのか。この問題は変わらずにあるのだ。

 また浦添市長選は2月にある。こちらは保守の現職松本哲治氏に革新共闘で共産党市議の伊礼悠記氏が候補に上がっている。沖縄県・那覇市・浦添市で那覇軍港を浦添に移設する案が動き出した中で、これにきっぱり反対の主張をあげていくための革新共闘だ。これが確実になれば、実にスリりングな可能性のある闘いとなるだろう。私も大いに期待している。

 うるま市では4月に市長選となる。保守系現職島袋俊夫氏が病気療養のため引退する中で、市政与党の統一候補として、うるま市議の中村正人氏が決まっていた。「オール沖縄」は、何と沖縄国際大の政治学の教授照屋寛之氏に要請するようだ。これまで水面下でこの動きがあったことは承知していたが、実に興味深い展開になってきた。
 
 市町村の首長選挙で勝てなければ、沖縄を変えることはできないのであり、ここに一歩でも二歩でも近づく努力が求められていると、私は考えている。それぞれ最善の頑張りを出し切りましょう。


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