2023年8月23日(水)ー① 晴れ 猛暑
今日は二見入り口から瀬嵩(せだけ)までの予定。主眼はK-9護岸が台風6号によって、破損したという実情を確かめるためだ。随分時間が経ってしまったが、今、病み上がりのリハビリ中であり、致し方なかったのだ。遠い目標を撮るために、望遠レンズは不可欠であり、これも持ち歩けるまでに時間がかかった。
二見入り口に9時25分頃着いた。
9:27 二見入り口のバス停。この石の椅子は雑草で覆われて使えなかったのだ。今さっきまで。丁度さっきまで作業員がいた。国道329だから沖縄総合事務局の管轄だ。もっと頻繁に仕事していただきたい。
21日にバスで通った時、倒れていたバス停看板。名護バスターミナル方向(下り) 90度折れていたのに垂直に立っている。ピカピカだ。時刻表は貼られていない。9:32
犯人は台風にあらず。タイヤの跡が左側から付いている。車が乗り上げ、倒れたようだ。乗員は大怪我したんじゃないか。注意してください。
バス停の側にある「(ジュゴンが大浦湾に)あきらめいでいてくれてありがとう」の看板。9:34
こちらは台風で外れてしまったようだ。諦めずに直してください。必要ならばお手伝いします。
ひとまず大浦湾を目指す。
旧道から二見をめざす。塩害で枯れた葉と新たに出てきた葉っぱ。常緑広葉樹のしぶとさに私は敬意を表したくなる。9:42
幹が折れて倒れ込んだ。9:48 倒木は多数ある。
大浦湾に近い二見公民館。この庭に「二見情話」の歌碑がある。私が撮ったのは、赤と黄色の看板。バイクの騒音、暴走、即通報とのことだ。10:05
この旧道は交通量が少なく、急カーブなので、バイク野郎の腕試しコースになっている。「騒音!暴走!即通報」の住民感情に私は同意する。ならば、もっとひどくなる新基地建設にも反対していただきたい。
大浦湾だ。手前の植物はソレナシバだ。海水にめげない性質を持つ。奥の突起は大浦と瀬嵩の中間点。その右奥が大浦湾の東サイドの安部崎だ。10:10
暑くて休憩。だが木陰はない。このソレナシバを撮る。道路にガードレールがあり、私はガードレールを乗り越えた。大浦湾の海側に。ソレナシバとデッキパージ(左奥)だ。デッキパージは海の風景を壊している。埋め立て用の機材だから、2重のデストロイヤー(破壊者)だ。10:28
北側に歩き出したら、大きな魚が飛び跳ねた。10尾いた。1mぐらいあったぞ。10:29
撮影失敗。まだ私は瞬間芸が効かない。
楚久の角を右折。クロサギ(白色系)が魚を狙っている。
10:42 クロサギ。マングローブ林の樹上で、魚の動きを見ているようだ。
二見情話の歌詞(うちなーぐち)と訳詞が出ている。10:45
何故かと言えば、この辺りの道を車で走ると、この曲が流れる。特殊舗装されており、タイヤが踏むと音階が流れる。あら不思議。時速40kmね。バイクでもちゃんと「二見情話」が流れてました。
クロサギを撮ろうと粘った。近づいてこない。
道路下にオヒルギの赤い萼が目立つ。浅瀬に生えている。マングローブ林の構成種。10:56
クロサギ君がいささか近づいてきた。11:02
炎天下だが、ついつい私も頑張る。
私の足下には小魚が多数泳いでいる。クロサギ君の餌でもある。私は撮るだけだ。11:08
歩き始めて90分が経った(二見入り口から約2.5km)。瀬嵩までまだ半分しか来ていない。粘るのはいいが、暑くてへばりそうだ。(続く)