ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

とうとう名護市政が問われるときがきた(20201201)

2020年12月01日 | 名護市政
 2018年2月の名護市長選で稲嶺進(2010年から名護市長)が負けた。渡具知武豊市長が勝ったのだ。安倍自民党が全力で押した保守市長となり、再び軍事予算の補助金に走っている。時代が変わったのだ。それでも渡具知武豊市長は新基地建設について、表ではあたかも他人ごとを貫いてきた。
 沖縄防衛局は、辺野古美謝川の切り替え工事に着手した。この川は、名護市法定外公共物管理条例で名護市が管理している川(河川法に基づく川ではない)だ。辺野古美謝川には名護市が管理している辺野古ダムも名護市の水道施設もある。
 沖縄防衛局は既に新たな水路の底地のボーリング調査に入っている。これをつくらなければ、現水路を潰せない。このまま埋立てると美謝川河口部は溢水するのだ。だから沖縄防衛局は水路を埋め立て予定地外に切り替えざるをえないのだ。これをどけなければ埋立不可なのだ。このためには、新たな水路予定地から工事に着手しないとならないのだ。沖縄防衛局が辺野古ダムに工事資材をもちこんでいるということ(2020年11月30日現在)は、いくらなんだって、名護市と裏で事前協議しているのだろう。勝手にやっているのか?!
 名護市は表(市民や議会との顔)と裏(沖縄防衛局との顔)の行政対応を示しているのだが、恥ずかしくないのだろうか? 私たち名護市民はこうした2枚舌を駆使する名護市政を徹底的に論破し、破綻させていこう。
名護市庁舎
名護市役所内から外を見る。名護市平和都市宣言の看板とトックリキワタ。
名護市庁舎内におちていたブーゲンビリア。
 新基地建設の問題は、米国海兵隊の中国と事を構える沿岸海兵隊への道や自衛隊の駐屯、なによりも琉球諸島・沖縄を再び戦場とする「島嶼防衛」の前進拠点となることに繋がっているのだ。子どもたちを追い詰めていく政治を許してはダメだろう。
 名護市民、沖縄県民はガンバロウ。諦めたらオシマイだ。


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