ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】【訂正】【補足】成果なしと思ったが、とんでもない事が見えてきた(20241010ー②)

2024年10月12日 | 那覇軍港

2024年10月10日(木)晴れ 那覇空港から那覇軍港へ

那覇空港は特に異状なしだった。2時間で区切りを付け、那覇軍港へ移動。

那覇軍港南側。駐車場。11:16

関係者駐車場にあらず、以前は小禄運輸の大型トレーラーのキャリアーが置かれていたが、最近は空白だ。

右(那覇軍港ゲート)側に歩く。

武道館前の歩道橋の上から。海上保安庁のPLH04「うるま」接岸中。11:27

左奥に黒いランプウエイが見える。何だろう? 

右側 大型巡視船PL03「くだか」 11:27

11:27 バギーが15両(註:16両としていましたが、15両の間違いでした)(6日数えた時は13両)、右奥の統合軽戦術車両は5台居る。牽引車も2台。増えている。

11:28 あのランプウエイ?! ただのRORO船だと思い込んでいた。

RORO船とは船から岸壁に直接車両で乗り降りできる設備がついている船。自動車運搬船や土砂運搬船は身近な存在だ。

左側。11:30

歩道橋の下(フェンスの中)に駐められているバギー。11:30

書類が貼られているが、これが重要。仕様書のはずだ。要はどこから何処へ運ぶのかが書かれているはずだ。

内側に貼られている赤線のメモは「警告」とある。「警告」と言っても、ドライバー(海兵隊員)へのことだろうが、何のことだろう。白い部分に何が書かれているかは読めなかった。

隣の車両に貼られている仕様書。USMCだから米国海兵隊の車両。11:32

この時は読めなかったが、拡大したら、こう書いてある。

2024年10月6日韓国ポハン(浦項)市から那覇軍港へ。高速輸送艦グアムが運ぶとある。行き先はここからキャンプ・シュワブとある。辺野古だよ。

ポハンは日本海側の釜山の北約120km、鉄鋼の街だが、在韓米軍海兵隊の基地もあるようだ。

バギーは10月6日リバティ・キングが運んできたと思われるので、この軽統合戦術車両は6日の午後には、なかったのだから、「グアム」が到着したのは6日夜か、7日かもしれない。「グアム」の姿は見えない。

 

【拡散願います】日曜日の那覇軍港が動いていた(20241006ー②) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

2024年10月6日(日)曇②那覇。買い物が無事に終わった。ランチ後に那覇軍港に回ってみよう。カメラを持ってきたのだ。那覇旭橋。またもや右翼の音が聞こえてきた。私は彼ら...

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11:37 おう! キャロリン・シュエストが戻ってきた。タグボートも付いている。

何処で何をしていたのだろう。

11:40 PL03「くだか」のゴムボートが下ろされている。

縄ばしごの上に保安官がいる。

11:40 入ってきた。怪しいレーダーが幾つもついている船だ。右上の球は気象レーダーだと思う。

11:47 陸軍軍警パトカーとマトソンの大型コンテナ。

陸軍PC(パトロールカー)が近づいてきた。巡回中。11:48

外に居る私のことは気づいていないようだ。ここ那覇軍港は陸軍の所管。海軍ではない。誤解なきように。

11:52 巡視船、キャロリン・シュエスト、バギー等の海兵隊車両。こっちの国道58号と比べてずっと静かだが、静かならばいいということではない。彼らの動態を知りたいが、簡単に分かれば苦労しない。

マトソンはハワイに本社がある輸送ロジスティクスの会社。10月6日(日)も同じコンテナが3個置いてあった。これを運び出す。これで2個目。何処に運んだかは不明。11:55

キャロリン・シュエスト接岸する。11:59 10月6日、那覇軍港にいた。何処に行っていたのか?

怪しい船なのだ。MSC(米海軍軍事海上輸送司令部管理下にある「民間船」。

リムピースによれば、米国海軍特殊作戦軍の行動に絡んでいるようだ。

私はホワイトビーチ沖で何度も見ている。

このキャロリン・シュエストの接岸に那覇港のタグボートがかり出されている。12:03

沖合に海上保安庁のPLH43「あさなぎ」。右の那覇新港に入るのだろう。大きく見えたが、調べたらデカイ。6742総屯。全長140m。ヘリ2機搭載型だ。そして海上保安庁第10管区(鹿児島)から出張してきたようだ。尖閣対応で設計された大型巡視船。

因みにPLH04「うるま」は総トン数で言えば3221トン。全長105.4m。ヘリ1機搭載型。

PLH04「うるま」の奥に接岸する。12:09

沖縄近海で何をしているのか、非常に興味深い。

乾いた音がしたので見上げたら、MV-22オスプレイだ。普天間基地に帰るようだ。12:12

私が右に回った。12:18

マストと巨大なランプウエイ。怪しそうなレーダー2個。

初めて見る船だ。午後、こちら側から見ると、半逆光になる。しかし反対側からでは倉庫の陰になり、まるでみえない。

私は深く考えていなかった。これはHOS RESOLUTION号。ネットで検索したらただのRORO船ではないようだ。英語の資料しか出てこない。HOSは会社名からとったようだ。RESOLUTIONは「不屈」とか「決意」。資料にOffshore supply vessel とあり、沿岸補給船だ。また、多目的船ともある。国籍米国。母港はニューオーリンズ(メキシコ湾)。民間船。1997総屯。全長76m。巾16m。建造年2008年。

別の資料に海軍・海兵隊に上陸揚舟艇の如く使えるとの売り込みのパンフがある。軍事車両がこのランプウエイから上陸でき、島に下ろせるとの写真も付いている。コンテナを積んだり、運用によって、様々なミッションをこなせるのだろう。

確かに吃水が浅く、重量の重い車両を陸揚げできれば、EABO作戦に最適か。沖縄近海でお試し航海をするのだろう。

米国海兵隊は、EABO作戦に本腰を入れるための新規の軍事船開発のために様々な調査目的で、この船を現地に投入したのではないか。今後この船の用途・性能の解明は、今後の米軍戦略を考察することに通じるかも知れない。

こんなもので小さな島などを蹂躙されてはたまらない。要はこれは陸上の武器のキャリアー(運搬手段)であり、ハイマースなどのミサイルや装甲車両を素早く上陸させ展開できるだろう。LCAC(エアクッション型揚陸艇)と比べたら、スピードはずんと劣るが、容量は大きく、機動展開にふさわしいというのだろう。音もぐっと静かだろう。

要調査だな。尚、それぞれの資料は、機械による和訳はできないように設定されていた。専門用語が多すぎる。

12:23 早速クレーンを動かしており、何かを下ろしているようだ。反対側は見えない。

怪しい船がダブればますます嫌な予感がする。

私は一旦ランチタイムにした。

16:00 戻ってきたら、PS11が着岸していた。

遊覧船が出て行く。16:05

遊覧船に私も乗りたいな、と。

16:12 巡視船から下りてきた人(海上保安官)が何人も居た。マイ・カーやマイ・バイスクルで帰るようだ。

沖縄に軍隊が居ても「平和」だといつまでいえるのだろうか?! 「抑止力」という武力で脅す安全保障を問い直すべき時代になっているはずだ。目覚めるのは今しかないはずだ。

 



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