ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】嘉手納基地で、様々な疑問(20240104ー➁)

2024年01月16日 | 嘉手納基地

2024年1月4日(木)晴れのち曇 ➁

普天間基地から嘉手納基地に移動。池武当(いけんとう)から歩く。新年早々の嘉手納基地はどんなだろう。普天間基地展望台の嘉数高台公園から若干見えていたが…。

 

【拡散願います】新春の嘉数へ、対空ミサイルが2基、陣取っていた普天間基地(20240104-①) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再

2024年1月4日(木)晴れ朝、宿から那覇軍港へ回る。1月1日の朝と変わらず。米軍艦艇で停泊しているのは高速輸送艦グアムだけだ。海保の巡視船は数隻。今日は嘉数と嘉手納...

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第3ゲートを過ぎて

またあった! 概ね南東方向と北西方向に向いている。10月のレゾリュート・ドラゴン演習の時は、自衛隊だと思ったが、これは米軍のようだ。

これらはPAC3のアンテナ・マストグループだろう。13:06

同じ柱にアンテナが2個付いている。構造も異なる。PAC3は「弾道ミサイル防衛」の対空ミサイルのセットだ。13:09

PAC3も射撃管制装置、レーダー装置、このアンテナマストグループ、電源車、情報統制装置、ミサイル再装填装置、そして発射機などで構成されている。このアンテナマストグループは、レーダー装置、射撃管制装置、発射機を無線で結ぶのだ。

藪の下にある箱に様々な装置が内蔵されているはずだ。黒っぽい模様から見て米軍の装備だと私は判断。

この場所は、今後も注目していかなければならないだろう。

私は南側滑走路前に移動。

軍事マニア等が数名いる。正月早々県外から来ているのだろうか。

F-15戦闘機が下り、誘導路を移動していく。13:39

テールサインに「ZZ」とあり、嘉手納基地所属だ。78548番機。

停止。整備士が機体を覗いている。13:40

空対空ミサイルを両翼下に装填してある。

前の写真と同じ機体。

続いてF-15が下り、点検を受けるようだ。13:40

「ZZ」 「83034番機」(後ろ3桁が大きく書かれており、前2桁は小さく表示)

やはり空対空ミサイルを装填してる。先端が白い奴。

次のF-15、2機編隊。そのバックにカワウの群。驚かされる。14:08

(カワウさん)戦闘機に喰われるなよ!

1機が右旋回(進行方向に向かって右)。14:08

右旋回。グンと旋回。轟音が凄い。14:08

自転車ロードスタイルのカップルがこの模様を見ており、私に聞いてきた。少々教えた。

彼は嬉しそうに見ており、私は彼を内心苦々しく見ていたのだ。

戦闘機は演習空域から戻ってくると、ほぼ確実に、最後のお努めとばかりに、こうした飛行を行なうのだ。着陸前の急旋回は、敵からの攻撃を想定した被弾しかねないときの回避策。

これも演習だが、住民からすれば迷惑千万だ。マニアが喜ぶとしたら、大いなる勘違いだと知るべきだ。

同じパターンで飛んでいるF-15。14:15

下りてきました。テイルサインは「JZ」84022番機。「JZ」とはどこの所属なのだろう。

止った。14:18

どこの基地からきたF-15なのか。嘉手納ではない。外来機であり、ローテーションできている機体だ。

米軍は昨年より、常駐機部隊を減らし、外来機を半年ごとのローテーションで運用するとしている。嘉手納の戦闘機部隊4個中隊のうち、2個中隊はすでに本国に戻ったようだ。残りの2個隊がローテーションできているようだが、米軍は何も公表していないから詳細不明。

今後きちんと観察し、様子を確かめたい。

下りてきた。14:20

「85098」番機。尾翼に絵が描かれているが、テイルサインはない。カリフォルニアの空軍基地(どこのだ?)からきている機体だ。

米国本土でF-15を配備している空軍基地は減っている。本国では、空軍州兵の基地に限定されつつあるようだ。

先ほど話した彼が、帰り際にわざわざ私の所に戻ってきて、「ありがとうございました」と挨拶されて帰った。挨拶は大事だな。それだけで、ほっこりする。

私は滑走路先端正面から道の駅方向に移動。

フェンス越しに2機が止っている。14:21

しようがない、もう一度撮るか。

2機が並んだ。14:22

2機だ。左がテイルサインのない「85098」番機(カリフォルニア)。右が「JZ」の「81031」番機。

右は尾翼上端に2段の表示(ゴチックではなく、崩し字だ)があるが、読み取れない。14:22

私はフェンスに沿って右に移動する。

下を嘉手納弾薬庫に向かう道(県道地下を軍用道路がクロスしている)が通っている場所で待機。

こっちに来るぞ。14:28

ミサイル6本を弾薬庫に戻すようだ。

下に来た! 来た、来た! 14:28

空対空ミサイル。先ほどF-15に搭載されてた奴を外したようだ。

四角いオレンジの標識は爆発物警告表示。「1.1-1」種類を表すようだが、ミサイルと言うことだろう。

因みに眼下約3mを通っている。

シャッターを連射。14:28

連射なので、フェンスに被写体が被ってしまう。14:28

本来フェンスの奥を撮るときは、絞りを開放ぎみにし、手前のフェンスの写りを抑え込み、フェンスに被写体がだぶらないように撮るのだが、あちらが動いており、厳しい。ミサイル本体にある表示がみえないので、もっと斜めから撮ることも意識しよう。近づいてくる間に、もっと細部を吟味しておこう。

手前、防衛施設庁の境界標識。14:45

米兵の車両を入れた。米軍車両や米軍機を入れて撮りたいところだ。

フェンスの奥は米軍嘉手納基地。

欲を言えば、もう少し下がって撮れば、広い飛行場と対比できるのだが、私が座っている後方、車がバンバン通行中。お陀仏にはなりたくない。

米国海軍航空母艦艦載機のCMV-22オスプレイ2機。ただ今、オスプレイ全機飛行停止中。嘉手納基地にCMV-22が3機佇んでいる。11月29日の屋久島沖での墜落事故のため。14:47

ということで私は嘉手納道の駅に上がる。

上がった途端

荷物を下ろして即撮った。

着陸して、この誘導路から海側の駐機場に移動するのだろう。RC-135V/Wリベットジョイント電子情報収集機だ。15:01

テイルサイン「OF」 機体ナンバー「64848」

機体上部に、下部に様々なアンテナをつけている。機首側、前輪上から主翼手前までの出っ張りはアンテナフェアリング。電子情報収集機材が入っている。これは超怪しい軍用機だ。

これが飛んだのは、新年早々、また朝鮮民主主義人民共和国の動向監視のためだろう。

雲間から光が当たった瞬間CMV-22。15:03

C-17大型輸送機が離陸した。15:10

本日は新年のせいか、嘉手納基地にいた大型輸送機はこの1機のみだった。

さすがに新年そうそうの離着陸は少ない。当たり前だと言いたい。

奥に駐機しているKC-46A空中給油機。どこからきているかなど、見えず。15:51

空中給油機はこの一機のみ。

私の最近の嘉手納観察の結果、空中給油機も随時本国からきている機体が増えているようだ。

尚、12月に緊急着陸したB-1B戦略爆撃機(2機)を私は見なかった。帰ったのかと思っていたが、否。奥の大型機駐機場にいたようだ。

本日24年1月16日、離陸したと報道されている。

 



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