ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】【補正】戦闘機がやたらと飛び、ミサイル運搬も行なわれていた嘉手納基地(20240129ー①)

2024年01月30日 | 嘉手納基地

◎前置き

 有料ブログになったので、写真の掲載枚数が100枚までになった。従来30枚までだったので、幾つかに分けてあげていたが、今後は枚数を余り気にせず、あげられる。ただ私は不慣れでもあり、今回は2つにわける。①池武当から嘉手納道の駅の手前までと、②嘉手納道の駅に上がった後。便宜的に分けたが、通しで見た方がわかりやすいことと、分けた方が読みやすいことがあるだろう。また続けて読んだ方がよいものは、途中に別記事を挟まずに連続してあげていきたい。ご了解ください。(ヤマヒデ)

2024年1月29日(月)晴れ ①

沖縄高速池武当(いけんとう)バス停に9時48分着。9時50分歩き始める。

高速を潜り、嘉手納基地滑走路を目指す。約2km。

遠方北西側にP-8対潜哨戒機が上がった。機体ナンバー「336」テールサインは「LC」 嘉手納基地の機体だ。10:01

本日の風向きは、北東の風だ。

このあと、もう一機認めた。C-2空母艦載輸送機だが、小さくしかとれないので、見ただけ。

朝鮮半島周辺に米国空母が3隻も出張っているとの報道があり、28日の沖縄タイムスには4機のC-2が嘉手納基地に来ていると報道されていた。空母には2機のC-2が搭載されている。

基地フェンス沿いに防衛施設庁(当時)の境界標識。10:08

私が興味を覚えたのは、この標識ではない。背後の草だ。草刈り機でやっているので、石に阻まれ、ここだけ草刈りができなかったのだろう。没政治的な疑問であり、失礼しました。

P-8がまた飛んだ。これを敢えてとった。ただのP-8でないからだ。胴体下部に長いポッドがついている。フェーズドアレイレーダーが入っているのだろう。P-8AGS 対地早期警戒管制型と思われる。「569番機」 尾翼サインは「LA」。10:16

第Ⅲゲート入り口の北側に訳ありで回る。

この奥は知花ゴルフ場(米軍)入り口だが、ダンプが土砂を持ち込んでいる。10:23

なお、「訳あり」については、今回確かめられず。

中側。土砂の山ができている。10:23

10:38 ここいら上空を戦闘機が舞っている。ウルサイ! F-35Aだ。どうも数機が飛んでいる。

県道に戻り、嘉手納滑走路を目指す。

嘉手納基地のフェンスの中。滑走路手前の通信機器設置場所。10月の「レゾリュート・ドラゴン」日米共同演習時など、PAC-3と覚しき通信機器が置かれていた。今日は怪しいのはないが、この2本は固定されているようだ。この角度から見たら、奥は駐車場のようだ。トラックを置く場所があるということだろう。はじめて確認できた。ちょっと覗いただけでは、なかなかわからないものだ。10:49

基地のフェンスにあるこの電線はなんだ? 10:52

地中から這い上がり、フェンスの上の3本の鉄条網に固定されている。理系まるでダメな私には分からない。滑走路に溜まる静電気を抜く装置かな。この周辺を見たが、この1カ所だけだった。他に、嘉手納道の駅のそばにもあった。これまで余り気に留めていなかったもののひとつだ。

南側滑走路前へ。誰もいない。

眺めると、P-8の前に光るものがある。2機のC-2空母艦載の輸送機だ。11:22

左奥から弾薬を積んだ車両が来る。11:24

正面を通り、右へ抜けていく。11:25

正面は草むらで見えないので、右奥のこの隙間で待つ。ミサイル4本。空対空ミサイル。AIM-120Cだろう。嘉手納弾薬庫に戻されるようだ。

下りてきたF-15。テイルサインは「JZ」 82017番機。外来機だ。11:27

F-15 ぐるっと回る。11:29

同じ機体。

別のF-15が着陸前にひとまわり。管制塔や通信施設がやたらとある前を旋回。轟音を伴い南へ。11:31

11:33 やはり左へ旋回。

1機が下りてきた。F-15。「Jz」機体番号031 

またきた。南側滑走路の奥。11:37

私の上を飛んでいく。11:37

私は右に約90度傾き、横から撮る。

横へ交わす。11:37

轟音!!

F-15、3機揃う。11:37

またきた。F-15。突進してくる。11:37

11:37 真上だ! 轟音!!

轟音の威圧で、私のカメラアイが外れた。修行が足りない!

一方で下りてきた奴が又並ぶ。11:41

「JZ」80029番機

下りてくるのと、轟音の奴がほぼダブる感じ。11:42

F-15を私は交わす。因みにF-15は全長約20m、全幅約13m。11:42

金属の塊だ。補助タンクの脇にミサイル2個。

またおりてきた。F-15 014番機 頭の数字が不確か。11:44

北の滑走路上を飛び去るKC-135空中給油機。11:44

外来機だ。

F-15がまたおりてきた。「ZZ」 83025番機。11:48

もう一機。ZZ 78548番機 11:48

ZZは嘉手納基地の部隊だ。次々と下りてくる。

上空を飛び交いながら、3回目に着陸しているようだ。

ここらで私は移動する。というのは空母艦載輸送機C-2が1機駐機場から移動したからだ。北側滑走路から飛ぶだろう。

北側滑走路の脇で待機。

飛び上がったC-2 21番機 「VRC-40 DET5」とある。11:59

VRC-40とは「第40艦隊兵站支援飛行隊」、DET5は「第5分遣隊」の意。バージニア州トーフォーク海軍基地が拠点。

全長17.3m、全幅24.6m。最大搭載量7.7トン。航続距離約2800km。

残念ながら他のC-2の部隊名を読めなかった。かなり下側に書いてあり、横から判別できない。

弾薬庫から空対空ミサイルが行く。12:03 AIM-120Cだろう。12:03

近場で見ると迫力ある。長さ3.65m、直径17cm。

こちらも爆発物。12:04

右の箱12個は爆発物分類「1-4-1」とある。何だろう。形から考えて、ミサイル類ではない。箱物?

前の3角形の金属板に梱包されているのは、「MJU-68」と記載されている。フレアのようだ。誘導が赤外線によるミサイルの追撃をかわす物質。高熱を放射しながら燃え、その熱によって、エンジンに向かって追撃されるミサイルをそらす。

私は、この箱をしばしば見てきたが、フレアが入っているんだとは知らなかった。爆発物には、攻撃用のものばかりか防衛用のものもあるのだな。

この後、約1時間ここで待ったが、次の爆発物は通過せず。我慢の忍の字だ。

 12:22 滑走路脇の草地に大きな芝刈り機。2台でやっていた。

自衛隊の車両が足下を通過。2分の1トントラックだ。12:28

「01・9073番」陸上自衛隊第15後方支援隊。弾薬庫に向かうのか? 何しに何処に行くのだろうか?

弾薬補給の業務だろうか? 打ち合わせか? 日米一体の動きが強まっており、要注意。

私が立っている県道をまたいだ背後に、弾薬庫に入る入り口がある。そこに統合軽戦術車両が1台停まっていた。12:34

12:47 KC-135空中給油機通過。

KC-135が低空を通過。12:53

うるさいというよりも恐怖。

12:56 通過していく。

12:57 背後にいた車両が飛行場の中に入っていった。爆発物を積んでいるようだ。

今度は県道の下を通過。辺りは、私たちが知らないまま、危険物・爆発物が満載なのだろう。

(続く)

 

 

 



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