ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

辺野古川河口を久しぶりに歩く(20231129ー➁)

2023年11月30日 | 辺野古・大浦湾

2023年11月29日(水)晴れ ➁

10時頃、私は久しぶりに辺野古の浜テントに顔をだした。6月以来の5ヶ月ぶりか。

10:50 新基地建設抗議船の平和丸が辺野古漁港に浮かんでいる。10:50

テントの周囲の木々が台風の影響でいまだにやられたままだ。茶色になっている。11:02

11:07 左側。枯れたままだ。5ヶ月も経つのに回復していないのは前代未聞。

ではいつものコースを歩いてみる。

平和の塔の下から辺野古川対岸に下りる。魚を狙うクロサギ(白色系)を撮るのも久しぶりだ。11:20

今日はこの時間でも潮は引いている。11:26

波紋とソレナシバ。11:27

懐かしい。

11:29 西北側を振り向くと、崖崩れが起きている。これも台風6号のせいだろう。

私のすぐ側をミサゴが超低空を通過。ミサゴだと思ったときは通過していた。

河口側で急降下。これぞ本物のオスプレイの妙技だ。魚をゲットして飛び去った。11:30

余談ながら「オスプレイ」は、ミサゴの英名だ。しかし、「ふざけるんじゃないぞ! 私の名前を僭称しやがって!」と彼らは怒っているだろう。

とかなんとかいいながら、撮れなかったミサゴにシュンとなる私。

また、珍しいとこにカニがくっついている。岩に着くアーサ。そこにくるまるカニ。彼らにとっては動きを鈍くする気温なのだろう。近づいても動かない。11:36

懐かしい風景だが、種名が分からない。

鶯色の巻き貝だ。全長3cmぐらい。これは貝殻でないと思っていたら。脚などが出てきた。11:42

なんとなく生きているものは生きていると分かるものだ。

座り込んでじっとしていると見えてくる。カニたちの動きが。2匹居る。11:44

11:47 フタハオサガニだろう。真正面から。お食事中。

立ち上がるフタハオサガニ。11:48

11:48 背後から小さなフタハオサガニが背中に登る。

登った。何をしているのだろう。11:48

こちらは、上が下を押さえ込んでいる。バトル? 11:50

フタハオサガニ たくさんいるぞ。斜め横から。11:52

正面からと右奥にもう1個体。11:53

甲羅の幅は約2.5cm。

11:53 また睨み合い。

11:53

11:53 左右に2個体見えるが、左はハサミで1個体を押さえ込んでいる。計3個体なのだ。

カニって案外強圧的なのか? しかし押さえ込む程度で、致命的な殴り合いはないようだ。

ねぇ、押さえ込んでいる。プロレスファンか。11:54

私が以前見てた範囲では、こうしたパターンはなかったと思う。

交尾とも思いますが、一般的にかに類は胸と胸を付き合わせるパターンが多いようなので、違うだろう。きちんと調べてみたい。

浜テントからここまで1時間経過。時速500m。ウサギとカメの競争で言えば、亀さん並だ。

まだカニ類であれ貝であれ、生きものが生きている河口の干潟。生きものが生きていてこその自然です。これを守るのが私の原点。

辺野古から遠ざかっていた私ですが、どうするか思案中。私に何ができるのだろうか?

河口右側の森。マクマオウが枯れている。12:07

天気よし。辺野古川対岸右側が浜テント。真ん中が辺野古の上集落。上集落の左に沖縄国立高等専門学校の学生寮。キャンプシュワブは浜テントの右側になります。12:12

ここから豊原側に右折。5ヶ月ぶりに歩くのだが、随分藪が伸びてきている。

アカバナーの枯れた花。落ちても美しいのだから、凄いよね。12:18

(豊原側に続く)

 

 



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