ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

暑さの余り思考停止状態で普天間基地隣を歩いた(20220813-①)

2022年08月14日 | 沖縄島中南部

2022年8月13日(土)晴れ 佐喜眞美術館に13時頃到着。中に入り、見始めたら、戦闘機が離陸していく。私はガラス越しに走った。F-35Bが1機飛び上がる。岩国基地の機体だろうが、今は強襲揚陸艦「トリポリ」の艦載機として普天間基地にきたのかもしれない。

 14:30頃、屋上に上がる。

南西側に積雲が広がっている。暑い!14:35

出だしからめげそうになる。

南側の上原児童公園でひといきいれる。

佇みながら、上を見上げる。木陰にいなければ、たまらない暑さ。14:52

今日歩けるのかな。弱気になる。

佇みながら、大きな石碑と巨木を見る。というか、うつむきかげんな私。14:54

ともかく出発。

ともかく日陰がない。公園を出たら、絶無。

右が普天間基地、左が街。しかし長年(1945-2021年の76年間)普天間基地に占拠され封鎖されていたので、この道は基地沿いの通行路。人家と結ぶ機能は殆どない。この道から左に入る道は限られている。公園やお墓があるのだが、こちらから入るのは、不法侵入になりそうだ。

歩道の草むらにバッタがはねる。ひとまず撮った。タイワンツチイナゴ。大きい、全長8cmぐらい。15:09

奥が普天間基地。暑くて日陰がなく、腰を下ろすことも不可。お尻が焼ける。脚が焼ける。15:24

神山。反対車線に赤い「防衛省」の標識。入るな!マーク。車が疾走するのを撮る。ズバリ! ピントを反対車線の真ん中に合わせて、車を音で、車種とスピードを確認。よし! 2台撮ったが、バッチリだった。大型車だと画面全体が車に占拠されてしまう。15:42

歩道の上に慰霊碑。ここからは入れない。ここも日陰はない。15:56 

「はらから之塔」だ。241名が刻印されている(「宜野湾市の戦跡」1998年宜野湾市教育委員会発行)。背面だからこちらからは見えないので、同書で確認した。

リュウキュウボタンヅル 16:09

葉が3つに分かれるのがこれだそうです。図鑑的な撮り方をしたので、わかりました。バックの網やコンクリはみないでおいて。

暑い!足が焼ける。

ガードレールに掲げられたこの横断幕に目が点になる私。CHー53E窓落下事故を「大事故に至らなかったと喜ぶ」のか。誰も死傷しなかったからね。しかし普天間第2小学校の校庭に大型ヘリの窓が落ちたのだ。2017年12月13日の事故だ。よくもまぁ、平然と言えるものだ。「飛行場移設促進有志の会」は、よほど米軍・安保体制がお好きなようだ。落ちても死ななきゃ安堵せよ!だな。こんな輩が沖縄にもいることは恥ずかしいことだ。16:16

16:16 普天間基地は77年前に占領されたままだ。住民が住んでいた13個の字(集落)があった場所だ。このままでは普天間基地は返ってこいこないことも理解していないようだ。

普天間基地佐真下ゲート。16:24

佐真下公園に上がり。奥がオスプレイなどがいる格納庫。16:27

木陰で一休み。

フェンスと歩いてきた道。美術館から約3km。16:34 休憩。

上右の褐色の建物が沖縄国際大。墜落現場はこの右奥だ(見えない)。落ちると海兵隊員が構内になだれ込み、学内占拠1週間。2004年8月13日に起きたことだ。

ということで私は嘉数バス停に向かう。ここから30分余り。18:20のバスに乗った。

 

 

 



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