ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

名護市安和で、大型トラックが2名を死傷させるという重大事故(20240628)

2024年06月29日 | 塩川・安和

2024年6月28日10時10分頃、名護市安和桟橋からの出口側歩道部で、大型トラックが抗議活動中の女性と民間警備員のUさんを左折時に巻き込み、跳ねた。二人は病院に搬送されたが、ガードマンは死亡が確認されたという。女性は足を骨折するなどの重傷。

 場所は県道449号線に出る場所であり、トラック(南)側から見て、左右を遮るものはない。別の警備員の合図で発進したという目撃情報もあるが、運転手の前方不注意は免れまい。事故当時は3名が抗議(牛歩戦術)活動中だったようだ。

 いずれにしても事故が起きたことは重大である。事故の詳細については、沖縄県警が取調中であり、詳細な事故原因の判明を私は期待している。

 昨夜、私にもこの情報が入ってきた。私はここ1年現場に行っていないので、詳細を掴みかねる。だが入口側(西側)だと2方、3方からトラックが進入してくるが、ここ出口側は、1台1台でている。また抗議行動も少人数であり、そこに隙が生じたのかもしれない。

 玉城デニー知事は、28日、「県民の安全に責任を持つ者として、極めて遺憾」と語り、亡くなった警備員の男性の冥福と怪我をした女性の一刻も早い回復を祈ると述べたと、沖縄タイムスに報じられている(6月29日)。また沖縄県北部土木事務所は、同日、沖縄防衛局に土砂の搬出中止を、抗議活動中の市民に活動自粛を求めたと報じられている。

 なお、沖縄防衛局が、辺野古・大浦湾の埋め立てを強行するためにここ安和桟橋から、また、北西側にある塩川等から土砂が海上ルートをへて、埋め立て事業が進められていることが根本問題である。



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