昨日の私は、嘉手納基地の撮影をしてきました。色々と興味深かった。本題に入る前に、ひとこと。
嘉手納道の駅の屋上に、軍事オタク系カメラパーソンが何人もおりました。撮影を暇にしていた私は、彼ら(女性は1名、男が6,7名。取材陣、常連を除く)をしばらくの間、見ていました。それにしても皆さん、構え方がなっていない。彼らがどんな写真をものにしたのか、承知しておりませんが、まぁいいかげん。基本を知らない。
航空機の撮影は、難しい。相手は素早く動く動体です。動き方は色々ですが、空は空間ですから、立方体の中を動く。横に動くだけではない。それだけに構え方の基本が大事。飛び方の把握などはその上だ。
見ていたら、人それぞれなもちかた。自動焦点だから、ピントリングをもつ必要がないのか。だから余計おかしく見える。カメラの構え方は、脇を固めることです。左手でカメラを押さえ、右手でシャッターを切る。このとき、両肘を横腹に密着させ内側に固定します。身体は被写体に向かって正面を向く。身体をまっすぐに立ち、極力左右のバランスをとる。
ただし、動体を撮る場合、固定しすぎると、被写体の動きを追えなくなります。ここは矛盾しますが、固めつつ、動かしやすく。ご自身の身体でトライアルしてください。
大きな鏡があれば、自分でやってみて、体勢を補強してください。日々の訓練です。
腕が伸びていたら、固定できないし、みっともない。最近のカメラにはブレ予防機能がついているから、いいかげんでいい、というわけにいきません。基本ができていないと、撮影条件の悪いとき、残念な結果になります。お試しください。