最近、一人で笑ってしまうことがある。以前は笑わない奴できていたからな。もう笑うしかない地平に、この国は突入している。お笑い芸人の価値が下がる時代かもね。
やや真面目な話し。あるブログを見ていたら、私は一人で大笑い。曰く「(雪山歩きに使うツール)スノーシューを買わない理由を、一人でもっていてもしようがないから」というのだ。大正解。単独行ならいざ知らず、パーティ組んでいくならば、基本装備を皆が持たなければ、テンポが違いすぎて、一緒に歩けない。アイゼンもピッケルも、スノーシューもこうした類いの装備です。腕の善し悪しはともかくとして。
もう私は歳だし、沖縄にいるし、使わないだろうな。雪山を一人で歩く勇気、自信などないな。最後の雪山の体験がいつだったか忘れた。ある11月下旬に北八ヶ岳に登り、途中からたっぷりと降られて、膝上まで潜りながら歩いた。そのとき、友が居たので、ここでしっかり歩かないといかんと思い、頑張りました。翌日はピーカンの天気で、(雪の結晶が)キラッキラッ。「もう最高!」でした。
その彼女は、病気で亡くなりました。同期の仲間でした。楽しくスリリングな思い出をありがとう、だな。山に行った友(男女問わず)は、鳥を見に行った友(男女問わず)は、皆どうしているんだろう。
昨日の新聞に、アカツクシガモが金武(あのブルービーチ演習場のお隣です)にきているとか、ハイイロガンが名護にきているとか、でていました。もうキーっと言うしかないほどの迷鳥・珍鳥です。今の私にはそれよりも先に行くべきところがあり、(多分)行けないうちにいなくなってしまうのです。
3月のやんばるは、もう新緑が素晴らしい季節を迎えています。一度や二度は報告したいものです。まだまだ歩く体力はあるからね。ご期待ください。その時々で、専念しながら歩きたい。一人で歩きます。
歩き続けて、歩き続ける。