ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

近頃、笑ってしまうことが時々あるようだ(20230313)

2023年03月13日 | 余談タイムス

 最近、一人で笑ってしまうことがある。以前は笑わない奴できていたからな。もう笑うしかない地平に、この国は突入している。お笑い芸人の価値が下がる時代かもね。

 やや真面目な話し。あるブログを見ていたら、私は一人で大笑い。曰く「(雪山歩きに使うツール)スノーシューを買わない理由を、一人でもっていてもしようがないから」というのだ。大正解。単独行ならいざ知らず、パーティ組んでいくならば、基本装備を皆が持たなければ、テンポが違いすぎて、一緒に歩けない。アイゼンもピッケルも、スノーシューもこうした類いの装備です。腕の善し悪しはともかくとして。

 もう私は歳だし、沖縄にいるし、使わないだろうな。雪山を一人で歩く勇気、自信などないな。最後の雪山の体験がいつだったか忘れた。ある11月下旬に北八ヶ岳に登り、途中からたっぷりと降られて、膝上まで潜りながら歩いた。そのとき、友が居たので、ここでしっかり歩かないといかんと思い、頑張りました。翌日はピーカンの天気で、(雪の結晶が)キラッキラッ。「もう最高!」でした。

 その彼女は、病気で亡くなりました。同期の仲間でした。楽しくスリリングな思い出をありがとう、だな。山に行った友(男女問わず)は、鳥を見に行った友(男女問わず)は、皆どうしているんだろう。

 昨日の新聞に、アカツクシガモが金武(あのブルービーチ演習場のお隣です)にきているとか、ハイイロガンが名護にきているとか、でていました。もうキーっと言うしかないほどの迷鳥・珍鳥です。今の私にはそれよりも先に行くべきところがあり、(多分)行けないうちにいなくなってしまうのです。

 3月のやんばるは、もう新緑が素晴らしい季節を迎えています。一度や二度は報告したいものです。まだまだ歩く体力はあるからね。ご期待ください。その時々で、専念しながら歩きたい。一人で歩きます。

 歩き続けて、歩き続ける。



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