【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

『猫を抱いて象と泳ぐ』

2020-10-09 | 本・映画
台風14号が近づいており、その進路と雨量が心配される。
大きな被害なく、無事に過ぎていってくれることを祈るばかりだ…。

さて、下の写真は、
かぎ針編みで編んだ作品、【ブックカバー 】↓


方眼編みで編んだこのブックカバー、大きさは文庫本サイズ。
せっかく編んだ作品だから使ってみよう!と、本を選んだ。
方眼編み模様に合う本を探した。
カバーを掛けると、うん、なかなか良い!(自画自賛…(笑))

で、方眼編み模様に合った内容の本というのが……
ずばり、
『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川洋子 ↓

あぁ、なるほどね~!と思った方は、察しの良い方だ。

方眼編みの模様が、なんとなくチェス盤に似ているぞ、という訳だ。
(かなり無理やりの理屈だけど…(笑))

この本は、本のタイトルからは想像がつかないけれど、
チェスの話だ。(本を読むと、このタイトルの意味が分かるのだけれど)
でも、単純な勝ち負けのチェスの話でもない。
身体が大きくなることを恐れた少年とチェスの話だ。
しかも、からくり人形を操りチェスを指す、
その名も“リトル・アリョーヒン”。

小川洋子先生の代表作といえば、
『博士の愛した数式』が挙げられることが多いけれど、
久しぶりに、『猫を抱いて象と泳ぐ』を読み返してみると、
とても、とても、良かった!のだ。

チェスのルールを知らなくても、駒の進め方や駒の性格についても
説明があり、なるほどなぁ……!と理解するとともに、愛着が持てる。

読書の秋、ぜひ気になった方は一読を。

ちなみに、チェス盤は8×8だ。

うん?……8?……八……、ハチ……、
ハッチ! ↓

ぼくは、ハッチだよ!の、ハッチ。

ハッチをチェスの駒に例えると、クイーン(Q)。
縦、横、斜め、どこへでも。最強の自由の象徴だ (笑)!

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