皆様、こんばんは。
当接骨院の2022年外傷(怪我)統計② ~固定を必要とした軟部組織の負傷~
固定を必要としたものですので『腫れ、痛み、(時に内出血、発赤(赤み)による動けない、動くと痛い』怪我のものです。
症例数 ←クリックどうぞ(2月7日のブログと一緒です)
1番多いのは、
◎足関節捻挫・・・7名
・うち4名運動クラブ生の練習、試合中。(サッカー×2名、バスケ、陸上(短距離、瞬発系トレ-ニング時転倒)
・70歳代女性 雨でぬれた地面に滑り、足首を捻じた。結果的に7名のうち1番酷く、靭帯Ⅲ度損傷(重症)で固定期間も5週間を必要としました。
・2名は、40歳代男女、少し高いところから飛んだ時に着地に際に捻時負傷でした。
◎足部捻挫(足の甲周辺)・・・4名
原因は全て『足を捻じた』ことでの負傷でした。
・2名は、小学生、体育の授業に負傷。
・1名は少年野球プレ-中、もう1名は高校生、バスケ。
足部捻挫も日常でも起きることですが、去年は『運動中』。4名のうち3名小学生でした。
と言うように、『足を捻じた、捻った』という原因で『足関節、足部』を負傷される方は合わせて11名(固定まで必要なく、包帯、テ-ピングで対応の方も+10名)と負傷原因、足関節負傷は1番多いところでした。
それに、
◎趾関節捻挫・・・2名
・2名とも趾が引っ掛かり転倒負傷。うち1名が空手、小学生。
ここまで見ても、去年は足首から下、趾までの怪我が多いですね。
※ちなみに7日の骨折編の下腿骨2本同時に負傷の方も、『足首を捻じた、捻った』原因で、それに医学的分類から考えると足部の回旋が+され、けがの程度は酷くなった(患者さんからしたら捻じただけですが・・・)のですが、
運動の現場、日常的に『捻じた』ことは多く、結果的に『接骨院へ』という流れも多い怪我だと思います。
◎膝関節捻挫(内側靭帯負傷)×2名
・1名は体育の柔道、高校生。もう1人の方も武道をされる職業の方。
◎指関節捻挫 3名
・いわゆる『突き指』による関節捻挫。すべて運動クラブ生で、バスケ×2名、ソフト。
※+高校女子野球、1名大会期間の遠征で負傷、固定を作成し応急処置もありました。
◎腱板損傷(肩関節) 1名
・転倒時に手を突き、負傷。三角巾による提巾+超音波。
◎肉離れ
・スノーボードにより大腿部(太もも)
以上が2023年軟部組織の負傷の内訳です。
例年まとめていますが、よく言います、接骨院で見る外傷(怪我)は
・肘から下、指先まで ・足首から下、足指までが好発(良く起きる)場所になり、2023年も例外ではありませんでした。
※開業から16年(2023年)までの原因、好発負傷箇所をまとめてもこの辺りにおさまりそうですし、統計学的に関心はあります。
何度かに1回は、『足捻じたら、ヤマネに行く、行っておいで』と言われたとも聞きますし、こけたり、ぶつけて負傷したら『ヤマネ』へ・・・と言う感じでコツコツ治療をしていきたいですね。
長く書きましたが、このような2023年外傷(怪我)の統計でした。
万が一の怪我の時に、参考にしてください。
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