山と渓谷社刊 2013年初版 2200円だが 既に絶版だ。で 253pなのでそんなに内容が濃いわけでは無い。一応うちの電子図書館にあったので借りてみたが 紙じゃないとイメージが伝わりにくい。で 図書館検索したらあったので借り出して来たのだけど悪くは無いんだが情報量が少ない。 まあでも少し欲しかったんで古本見たらプレミアム付きの3400円+送料300円だから3700円・・・これを買うなら 歴史的文化遺産 日本の町並み 上・下巻 苅谷 勇雅・ 西村 幸夫著 山川出版社刊 2016年初版 新本でそれぞれ1980円で350pもあるのでお得だし内容も濃い。ちなみに後者の歴史的文化遺産の方は持ってるので比べると貧弱さが目につく。というわけで借りてはみたが今一つで残念。
佐久間文子著 新潮社刊 2021年初版。誰でも坪内祐三氏の名前は知らなくても 書いたものは読んでるのでは?と思える多筆の物書きだが。佐久間文子氏も物書きなので 正式に入籍してたのかどうかは知らんが 佐久間氏もAERAや週刊朝日に書いてた人なんで 物書きの夫婦。これも週刊誌の書評に載ってたので 図書館検索したら無かった・・・残念・・と言いたいところだが 1か月後くらいにまた検索したらあったので早速予約入れたが 待ちはたった3人。思いがけなく早く来た。うちの図書館偉い!これも読みやすい というか物書きでも小説みたいに技巧に凝る・・というのがないので 言葉がすっと入ってくる。夫としての坪内氏って 個性的というか人間的というか 悪く言えば偏屈だが いかにも物書きらしく筋が通ってて私生活でも面白かった。どちらもバツがついてるけどそんなもとはどうでもいい。20年以上一緒に暮らしたじんわりとした愛情が伝わっててきて良書だと思う。こういう本がもっと読まれるといいのだろうが これは本好きの為の本だと思うので仕方ないか・・欲しいのだが 新本なら1900円近いし もう少し安くなるまで待つ。享年63なのでまだ若い。先日亡くなったあたしの主治医も65だから いい人は若くして彼岸の人になっちゃうので残念としか言いようがない。うちの主治医の死因は怖くて訊けないけど 坪内氏の死因も良く分からなく 搬送前にはダメだったみたいで 変死となり警察が来て検死でもわからないで司法解剖に回されたそうな。結局循環不全てことで心疾患ぽいが正確なところはわからないらしい。それにしても 坪内氏と佐久間氏の日常のやりとりが うちにすごく似てて 夫婦ってこういうもんだな・・と思わせる。誰にでも薦められる本では無いが 物書きとしての坪内祐三氏が好きなら必読だと思う。あたしも5年前にこうなってたかも知れないので他人ごとではない。1の亡くなった日のこと・・とあとがきを除けば 坪内氏の人となりを佐久間氏が書いたというか 夫婦の日記みたいなものだが 私人としての坪内祐三を知りたい人にはお薦めする。
湊かなえ著 集英社刊 2020年初版。なんで今頃こんなのを読んでるか?と言えば 別に湊かなえが好きってわけではない・・というか そもそも何者かも知らないのだけど 某週刊誌の書評に褒めてあったので 図書館の予約に入れたのが去年の話だ。その時点で予約待ちが40人超えてたので 予約待ちがあれば一人2週間なんで ほぼ1年以上待ったわけだ。もうどうでも良くなったのだけど ネットで見ると送料込みでも500円くらいだし メルカリでも400円ちょい。待つのにも疲れたので買おうか・・とも思ったが小説だ。しかも全然知らん人w 本屋大賞取ってるんで少しは・・と期待して予約入れたのだし 山本周五郎賞も取ってるし世間では有名らしいが・・・話自体は 太ってることを苦にしたか?とも読める自殺した女の子の周辺を同級生やら その親の世代やらが一人語りすることで構成されてるが 正直面白くない。1650円の価値はない。当然 半日で読んでそれでおしまいだ。母親と同級だった美容整形外科医の書き出しで始まりそれで終わる。読む人によって色々の含みのある描き方をしてるのだけど テクニックは慣れてるが所詮イジメの話。あちこちに象徴されるドーナツの話 穴の向こうとか まあそういう伏線はあるのだけど みんな素っ気ない。勝手に死んだんだろ?・・みたいな展開で不快ですらある。まあ世の中こういう話は往々にしてあるわけでそれを切り取って脚色しただけとも言える。久々につまらん本を読んだな・・という感が強い。まだ待ってる人が40人近くいるのでさっさと返してきたいところだが 嫁はんが怪我してそれどころじゃないのだ。