私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

答えは・・その2

2017-07-10 15:14:19 | メンタルヘルス
風に吹かれている。開けっ放すようになったのは今の部屋に越してからである。2階の部屋は バス通りに面していて 向かいには小さいながらもビルが建ってる。玄関側は開放廊下ではないので 開けてもなあ・・だったのだが。上に移ってから開けっ放してるが こんなことをしてるのはうちだけである。皆さん在宅されてるんだろうがエアコン入れて閉めてるんだろう。もったいない話である。こんなに風が通るのに・・・あたしは物心ついたころから風に吹かれている。県庁の近くにあった伯母の家はあたしの実家みたいなもんだが・・高校までの記憶のほとんどはあの家にある。とっくに都市計画で立ち退きになってもう無いが。国道23号沿いの商店の裏は とっくにない伊勢電気鉄道の軌道跡である。物心ついた頃には もう軌道跡だったが・・そこから数メートル下がったあたり一帯が母方の一族が固まって住んでいたのである。母方は戦前は台湾で果樹園を経営してたまあお金持ちで 伯母の家があったあたりは お金持ちの別荘で建てられた一角だったらしい。母の兄がその本家の大きな家に住んでて美人3人姉妹がいたわけで入り浸ってわけであるw 伯母の家は角だったが 南側に窓がひとつもない今では考えられない造りだ。伯母の寝室は2間の押入れの片方を潰して 鏡台をおいて窓を作っていた。あたしが寝てた部屋は押入れと床の間で やはり南には窓が無い。西側に縁側があってはきだしのガラス戸があったらしいが 伯母が改築して 4畳くらいの板間になってた。そこがあたしの勉強部屋である。二玄関は西で東まで真っ直ぐに廊下があって 東側の庭 台所 風呂場に抜ける。なので 玄関と東側の庭のガラス戸を開けると 風が通る。あたしの勉強部屋には今は懐かしいワールプールのクーラーがついていたが 夏場はほとんどの窓や戸が開けっ放しで 玄関の暖簾が風に揺れ 部屋自体が風に吹かれていたのである。沖田艦長では無いが 何もかもみな懐かしいw で 今の部屋 開けっ放してると当時と同じように部屋の中を風が吹き抜けていくのである。この部屋が好きだ。部屋もバイクも車も みんな風に吹かれているのである。記憶は風の中にある。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なんで | トップ | いまから »

コメントを投稿

メンタルヘルス」カテゴリの最新記事