横田 増生著 小学館刊 2019年初版 354P 1590円
著者の本はアマゾン・ドット・コムの光と影から読み始めて 仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン、ユニクロ帝国の光と影、ユニクロ潜入一年と読んでる。お気に入りのルポライターの本。どれもそうだが 非情な経営者=象に果敢に立ち向かう蟻・・てところが好きだ。本書も amazon帝国?読んだ?と思ったが図書館なんで借りてみたら 未読だったので面白く読んだ。amazonの説明に
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の横田氏は、日々の生活用品をほとんどアマゾンで買いそろえています。さらに、アレクサに頼んでニュースを聞き、映画はアマゾンプライムで観て、漫画や小説はキンドルで読んでいる。どこにでもいるアマゾンユーザーに過ぎなかった著者が、たったひとりでこの巨大企業の実態に迫りゆく。「巨象に立ち向かうアリ」の奮闘をご覧ください。
とあるが まさにこの通り。とても面白く読んだ。
あたしもFireタブレットを3台持って先日のブラックフライデーでFireスティック買ったし 買う本はほとんどマーケットプレイスなのでそれなりのamazon信者なのだけど 色々良くない噂もきくし 自分でも問題があったときにamazonに直接繋がる窓口が非常にめんどくさいのを疑問を持ってたので面白く読めた。今は主夫なのでamazonのバイトも悪くないな・・と思ってたが これを読むとピッキングで平均20キロ前後歩くそうで 心臓に爆弾抱えてるあたしとしては到底無理だろうw それに給料の安いこと これほどまでに安いとは思わなかったし 最初にポイントが与えられて休んだり遅刻したりしてポイントが無くなると事情がなんでも解雇 それがアルバイトだけでなく正社員までそういう感じらしいので怖い会社だな・・という印象。
あと 部屋の一室はほとんど書庫と化してるのだけど 先日ざっと数えてみたら1200冊くらいある。本棚は前後2列に入ってるし平積みの山が何本もあるという本オタクだ。それでも小説は数人の作家のしかなく他は京都本とノンフィクばかりというまあ変人。あたしも大病して一度は生き延びたが次は無いだろう。平均寿命どころかもっと早く終わると思う。そこで あたしが逝ったらこの本の山どうするか?って話。古本屋に段ボール詰めして買い取りしてもらうと中身関係なく一冊数十円だろう。全部で数万円か・・・ならマケプレで売って欲しいなと思うわけで この辺のシステムがどうなってるか知りたかった。で 本書にそれが載ってたので見てみたら 販売手数料が15%取られ 1点ごとにカテゴリー成約料が100円かかるそうだ。500円で売れば75円が販売手数料で成約料が100円だから175円だから手元に入るのは325円 梱包資材とか引くと まあ1冊売値の6割ぐらいが手元に入る計算だ。が 希少本でもない限り500円+送料を払う人は あたしを含めて少ないと思うので これも数売れる業者で無いと難しいだろうなぁ・・というところ。
他にamazonの収益の半分以上を占めてるのがAWSで利益の6割を占めているとか amazonの荷物の配送を請け負ってる宅配業者 うちではクロネコだが どれだけ無理な量をを押し付けられ1個200円で仕事してるか・・とか 評価を使ったステルスマーケティングとか いかに税金を払わないように合法的に小細工してるか いかにベゾスが強欲 まあ最近資産のかなりの部分を寄付するなんて話もあるが まずはバイトを含めた従業員に還元しろよ?とか思うが え?裏側はこんななの?という話ばかりで 面白い本だ。惜しむらくは全体が何本かのルポの集合みたいになってるのがアレだが これだけの裏を調べ上げた横田増生さんてすごいな・・と思う。買って損はないと思うが すでに古書が送料入れても1/3くらいの値段で買えるし 図書館にあると思うので一読されるのをお薦めする。しかしamazonの暴露本をamazonで買う・・てのも面白いちゃー面白いw
著者の本はアマゾン・ドット・コムの光と影から読み始めて 仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン、ユニクロ帝国の光と影、ユニクロ潜入一年と読んでる。お気に入りのルポライターの本。どれもそうだが 非情な経営者=象に果敢に立ち向かう蟻・・てところが好きだ。本書も amazon帝国?読んだ?と思ったが図書館なんで借りてみたら 未読だったので面白く読んだ。amazonの説明に
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の横田氏は、日々の生活用品をほとんどアマゾンで買いそろえています。さらに、アレクサに頼んでニュースを聞き、映画はアマゾンプライムで観て、漫画や小説はキンドルで読んでいる。どこにでもいるアマゾンユーザーに過ぎなかった著者が、たったひとりでこの巨大企業の実態に迫りゆく。「巨象に立ち向かうアリ」の奮闘をご覧ください。
とあるが まさにこの通り。とても面白く読んだ。
あたしもFireタブレットを3台持って先日のブラックフライデーでFireスティック買ったし 買う本はほとんどマーケットプレイスなのでそれなりのamazon信者なのだけど 色々良くない噂もきくし 自分でも問題があったときにamazonに直接繋がる窓口が非常にめんどくさいのを疑問を持ってたので面白く読めた。今は主夫なのでamazonのバイトも悪くないな・・と思ってたが これを読むとピッキングで平均20キロ前後歩くそうで 心臓に爆弾抱えてるあたしとしては到底無理だろうw それに給料の安いこと これほどまでに安いとは思わなかったし 最初にポイントが与えられて休んだり遅刻したりしてポイントが無くなると事情がなんでも解雇 それがアルバイトだけでなく正社員までそういう感じらしいので怖い会社だな・・という印象。
あと 部屋の一室はほとんど書庫と化してるのだけど 先日ざっと数えてみたら1200冊くらいある。本棚は前後2列に入ってるし平積みの山が何本もあるという本オタクだ。それでも小説は数人の作家のしかなく他は京都本とノンフィクばかりというまあ変人。あたしも大病して一度は生き延びたが次は無いだろう。平均寿命どころかもっと早く終わると思う。そこで あたしが逝ったらこの本の山どうするか?って話。古本屋に段ボール詰めして買い取りしてもらうと中身関係なく一冊数十円だろう。全部で数万円か・・・ならマケプレで売って欲しいなと思うわけで この辺のシステムがどうなってるか知りたかった。で 本書にそれが載ってたので見てみたら 販売手数料が15%取られ 1点ごとにカテゴリー成約料が100円かかるそうだ。500円で売れば75円が販売手数料で成約料が100円だから175円だから手元に入るのは325円 梱包資材とか引くと まあ1冊売値の6割ぐらいが手元に入る計算だ。が 希少本でもない限り500円+送料を払う人は あたしを含めて少ないと思うので これも数売れる業者で無いと難しいだろうなぁ・・というところ。
他にamazonの収益の半分以上を占めてるのがAWSで利益の6割を占めているとか amazonの荷物の配送を請け負ってる宅配業者 うちではクロネコだが どれだけ無理な量をを押し付けられ1個200円で仕事してるか・・とか 評価を使ったステルスマーケティングとか いかに税金を払わないように合法的に小細工してるか いかにベゾスが強欲 まあ最近資産のかなりの部分を寄付するなんて話もあるが まずはバイトを含めた従業員に還元しろよ?とか思うが え?裏側はこんななの?という話ばかりで 面白い本だ。惜しむらくは全体が何本かのルポの集合みたいになってるのがアレだが これだけの裏を調べ上げた横田増生さんてすごいな・・と思う。買って損はないと思うが すでに古書が送料入れても1/3くらいの値段で買えるし 図書館にあると思うので一読されるのをお薦めする。しかしamazonの暴露本をamazonで買う・・てのも面白いちゃー面白いw
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