メンタルヘルスではない。 図書館と車である。
うちの図書館の向かいに まあ庶民が35年ローンで買いました的な4500万くらい(具体的過ぎるw)の建売があるのだが ある日家のパーキングスペースに 見慣れない良く知ってる車が止まっているのに気がついた。今から30年くらい前に作られた FIATのX1/9という2座のスポーツカーである。これはベルトーネ(イタリアの著名なカーデザイナー)の作で 確かFIAT128 これはFFだが これのパワートレーンを逆向きにミッドシップに積んだスポーツカーである。ちょうどトヨタでいう あのイニシャルDで有名なトレノ(AE86)と形式名AW11という初代MR2の様な関係がである。もっともトレノはFRなので MR2に積むにはギアボックスあたりを再設計したのだろうけど これも気になる車であった。初期型はルーフが普通の鉄のルーフだったのだ。ショーモデルでは確かガラスのTバールーフだった(トランザムや少し前のフェアレディZみたいな)ので 発表会行って Tバーは出ないんですか?と聞いた覚えがある。マイナーチェンジ後のMR2はムーンルーフのTバールーフが設定されるようになったけど。その時の対抗馬がこのFIATのX1/9だったのである。とにかくオープンが欲しかったあたしだったので この時期本気でX1/9を買おうと探しまわってた記憶がある。X1/9はタルガトップで屋根の上の部分がそっくり外れてオープンになるのである。X1/9の初期型は1300でメーターが左回りに動くという変則的な代物で 後に普通に右回りになったが とにかく欲しくてしょうがなかったのだが いろんな本でイタ車のボディは極端に腐りやすい あばたがあると押すと穴が開くだの 友人のアバルトOT1000(すごいレア物 日本に10台あるかどうか ボディがペラペラ)なんてのを見てると 怖くて手が出せなかったのを覚えている。あたしは結局英車を買うのだが その当時でもFIATは正式な代理店が無く部品の供給がヤバイ・・と散々言われていたので手が出なかったのにはそれもある。対して英車は50年前の車でもリプロであれ部品が手に入るのである。 まあそれはさておき そのオレンジ色のX1/9随分前に本屋の駐車場で隣り合わせになった個体かどうかわからないのだが オールペンしたらしく塗装の状態もとてもいい。リアのエンブレムを見たらベルトーネX1/9だったから89年まで作られていた最後のモデルであった。大事そうにボディカヴァーがかけられて 天気のいい日には窓がちょっと開けられてて(湿気抜きね)前には 足で使われてるであろうボルボのV40が置いてあるわけだが 2ヶ月前くらいからX1/9だけが姿を消していたのである。まあ最終型でも30年たったモデルだから 故障するのは当たり前なんで それで売っちゃったか あるいは修理工場に入場しているのかなぁ・・と思っていたのだが 今日見たら また同じ位置に戻ってるのである。古い車を大事に乗っている同胞を見るのはなんか嬉しいw うちの近くには赤のFIATの500が1階のガラス張りのガレージに収まり その前に現行のFIAT500Cが止めてあるという車道楽のお宅もあるのだが なんか古い車というのはかわいいのである。
うちの図書館の向かいに まあ庶民が35年ローンで買いました的な4500万くらい(具体的過ぎるw)の建売があるのだが ある日家のパーキングスペースに 見慣れない良く知ってる車が止まっているのに気がついた。今から30年くらい前に作られた FIATのX1/9という2座のスポーツカーである。これはベルトーネ(イタリアの著名なカーデザイナー)の作で 確かFIAT128 これはFFだが これのパワートレーンを逆向きにミッドシップに積んだスポーツカーである。ちょうどトヨタでいう あのイニシャルDで有名なトレノ(AE86)と形式名AW11という初代MR2の様な関係がである。もっともトレノはFRなので MR2に積むにはギアボックスあたりを再設計したのだろうけど これも気になる車であった。初期型はルーフが普通の鉄のルーフだったのだ。ショーモデルでは確かガラスのTバールーフだった(トランザムや少し前のフェアレディZみたいな)ので 発表会行って Tバーは出ないんですか?と聞いた覚えがある。マイナーチェンジ後のMR2はムーンルーフのTバールーフが設定されるようになったけど。その時の対抗馬がこのFIATのX1/9だったのである。とにかくオープンが欲しかったあたしだったので この時期本気でX1/9を買おうと探しまわってた記憶がある。X1/9はタルガトップで屋根の上の部分がそっくり外れてオープンになるのである。X1/9の初期型は1300でメーターが左回りに動くという変則的な代物で 後に普通に右回りになったが とにかく欲しくてしょうがなかったのだが いろんな本でイタ車のボディは極端に腐りやすい あばたがあると押すと穴が開くだの 友人のアバルトOT1000(すごいレア物 日本に10台あるかどうか ボディがペラペラ)なんてのを見てると 怖くて手が出せなかったのを覚えている。あたしは結局英車を買うのだが その当時でもFIATは正式な代理店が無く部品の供給がヤバイ・・と散々言われていたので手が出なかったのにはそれもある。対して英車は50年前の車でもリプロであれ部品が手に入るのである。 まあそれはさておき そのオレンジ色のX1/9随分前に本屋の駐車場で隣り合わせになった個体かどうかわからないのだが オールペンしたらしく塗装の状態もとてもいい。リアのエンブレムを見たらベルトーネX1/9だったから89年まで作られていた最後のモデルであった。大事そうにボディカヴァーがかけられて 天気のいい日には窓がちょっと開けられてて(湿気抜きね)前には 足で使われてるであろうボルボのV40が置いてあるわけだが 2ヶ月前くらいからX1/9だけが姿を消していたのである。まあ最終型でも30年たったモデルだから 故障するのは当たり前なんで それで売っちゃったか あるいは修理工場に入場しているのかなぁ・・と思っていたのだが 今日見たら また同じ位置に戻ってるのである。古い車を大事に乗っている同胞を見るのはなんか嬉しいw うちの近くには赤のFIATの500が1階のガラス張りのガレージに収まり その前に現行のFIAT500Cが止めてあるという車道楽のお宅もあるのだが なんか古い車というのはかわいいのである。