ＣＳのアニメチャンネルだけ。今は銀魂かばらかもん 鬼灯の冷徹あたりか・・。ＡＴ－Ｘかなんかでゆるキャンとか 少し前のばくおんなんかやってるわけで ぼーっと観てるともうおかしい点がぼろぼろ。たかがアニメごときに・・って言われそうだが あたしはアウトドア派で山暮らししてたし バイク乗りなんで作りこみの甘さが目に付く。まずはゆるキャンだ。１０代女子のキャンプを描いた代物だが 最近の作品だけあって焚き火に焚き火台を使ってるとこなんかいじましいけど・・ 薪どうすんだよ？って話。焚き火台を使わないと焚き火ができないキャンプ場って基本薪は売ってない。ある程度の時間焚き火を楽しもうとするとそれなりの量の薪がいる。おまけに焚き火台で使えるのって細く割ったものだけなので勢い燃焼時間は短い。点火は楽だが消えるのも早い。なんで結構な量がいると思うが どうやって運んだ？ テントはファミリー用の４人用ぽいが あればらしても結構なサイズ。徒歩ならソロ用の小さいものか二人用だ。クリスマスキャンプの回を見てたが 人数分のチェアまで持ち込んである。で 当然寝袋もあるから 搬入できるキャパを超えてる。まあ お気楽キャンプをタイトルに標榜してるからそれでいいかも知れんが・・冬場は閉鎖してるキャンプ場は多いし 無料のサイトでも水が出なかったりトイレが使えなかったりする。大草原でぽつんとキャンプ・・っていいかも知れんが風の吹くところではいかな焚き火台でも直火は無理。おまけに死ぬほど寒い。そりゃ絵としては 何も無い草原の真ん中でぽつねん・・とキャンプはいいかも知れんが 水はどうする？トイレはどうする？って話だ。夢を壊すようで申し訳ないのだけど あー夢の極楽キャンプ（現実にはありえない）だなぁ・・と思う。ファミリーキャンパーでもあそこまで甘くないと思うが知らない人はあれが夢なんだろうなぁ・・さてばくおん こっちは１０代女子のバイク話だが・・まず今のバイクの値段を知ったらこりゃ無理だと思う。２５０のオフで５０万半ば ４００マルチ まあＣＢＸあたりでほぼ９０万 とても子供が買える値段じゃない。で 学校でバイク部とかＳＩＭＰＳＯＮかぶりっぱなしのライム先輩（カワサキのワークスのイメージカラーなんでライムなんだろう）だの７５０ＳＳの側車だの・・ありえねーって話だ。細かい話をすれば７５０ＳＳのスクリーンのクリア部分には何もつけない。カウル側にウィンカー ミラーはバーエンドだ。適当に作ったアニメらしく 腰を入れて重心移動してコーナリング・・ってのがちっとも描けてない。ハンドルをステアして曲がる・・になってる。バイクってシートの上で細かく移動しながらステップに加重かけてバンクさせて曲がる代物だが あれじゃアンダーステアで自爆するのがオチだ・・なーんて自分がやってるとよくわかる。キャンプにせよバイクにせよそうだが。まあガンダムに乗ったことはないが あんな操縦桿で人型をコントロールできるわけはない。リアル系アニメには嘘が多いんだが 銀魂くらいになると許せるｗ アニメとリアルは区別しようよ？と思うが
月に一度の精神科通院なので４時半に眠い目をこすりながら起きた。眠れなくて寝たのが１時半だから３時間しか寝てない。朝の薬飲んで５時過ぎに部屋を出たらまだ真っ暗で満天の星。なんでこんな時間に起きて医者行くのか？と言えば 医者が遠いからだ。静岡なのだよｗ なんで精神科で静岡まで行くとか言われそうだが 前にも書いたが元地元の先生でリゾート暮らしがしたい・・と引っ越したもんだから仕方なくて通ってるという話は前に書いた。片道４時間弱で 予約が１１時だから ７時に出ればいいじゃないか？と言われそうだが そうなると通勤ラッシュにもろにぶちあたって座れない。仕方なく早く行くわけだが 大体１０時前には着く。すいてりゃ時間関係なく先に診察してくれるので 予約は１１時だが早く行く。さて 途中ＪＲから小田急に乗り換えるのだが ドアが開いて降りた。でエスカレータに向かって歩き出そうと 何気なしにドアを見たら後から降りてきた若い女性が 後ろから押されて 手に持ってたスマホを落とした。１ｍくらい飛んでホームにカチャン・・という音を立てて落ちた・・まあここまでならよくある話だが斜めに落ちたので 跳ね返って電車とホームの隙間から線路に落ちた・・・ご愁傷様。運良く駅員に回収してもらったとしても 運が悪けりゃ画面バリバリのＪＫ仕様か あるいは再起不能か・・思うのである。電車の中でスマホとにらめっこは別にいいのだが 移動する時は落とさないようにバッグやポケットにしまえ・・と思う。あるいはストラップかリングかつけようよ？とか思う。さて 全線電車なわけだが・・端の方の４人がけロングシートにすわって対面に座ってる人たちを見たら みんなスマホとお友達である。まあ それはいいんだが・・電車の中って退屈だ・・と思ってる人は多いみたいだが あたしは外見たり 人を見たりして結構楽しんでる。東海道の松並木が見えたり 丹沢の山が見えたり 山沿いのみかんの木に黄色い実がなってたり 真冬なのに春の海みたいなのどかな海が輝いてたりして景色が結構飽きない。陽がさしてるので瞼を閉じれば真っ赤に見えるのだが 架線の電柱とかで点滅したりして 脳出血で死ぬときって視界が真っ赤とかいうがこんな感じになるのかなぁ・・などと不謹慎なことを思ったりする。駅で乗ってきた若い女性がピチピチのジーンズ・・おっとあれはジーンズ柄のタイツか・・とか チェックの短いスカートのＪＫが下に二本ラインのジャージはいてたり・・とか・・あーエロおやじか？とか思うが邪心はありません はい。向かいに座ってる会社員風がロレックス？と思わせる黒のコンビのダイバーズをつけてるが 竜頭に王冠マークが無いし サブマリーナにコンビなんかあったっけ？ しかし 着けてるのを見ると それもメタルブレスだと意外とおっさんくさいな・・と。ロレックスに魅力を感じないのでどーでもいい・・っちゃいいのだけど。やっぱりあたしは自分の持ってるウレタンベルトのセイコーがいいなと再認識。隣と前で会話してた 多分東海大の大学生。飲み会の話ばっかで これじゃ日本の未来は暗いな・・と思ったり 斜め前のおばちゃんのグループは大きな声で愚痴ばっかだし 隠れてこそこそ電話してるおばちゃん・・・ あーそういえば バスや電車で携帯電話をお持ちの方はマナーモードにして通話はご遠慮ください・・というが 出先で連絡がつくから携帯なのに 公共交通で動いてたら電話に出れんのか？話し声が迷惑になると言うのなら 煩いおばちゃんのグループや つまらん話ばっかの大学生 異様なテンションの大陸や半島の人のグループの会話もなんとかして欲しいものだ。公共交通機関は私語厳禁・・つーならわかるけど つまらん長電話で無ければ通話もありだと思う。大事な連絡もあるんだからさー
吉祥寺デイズ 山田詠美著 小学館刊 ２０１８年３月初版を読み終えた。準備できましたになったので朝取ってきて３時間・・・一気に読んでしまった・・と書くと面白かったのね・と思われそうだが 事実はそうではない。駄本である。まあ山田詠美氏 ベッドタイム・アイズを読んでから言えよ？とか言われそうだがあたしは未読。じゃなんで作家のエッセイなんか借りたのか？と言えば タイトルに惹かれたからである。吉祥寺デイズ・・あたしにもそういう時代があったのだ。職場が東中野（新宿の隣だ）だったし 当時住んでたのが国分寺・・と言っても駅は国立だから 通勤定期なんで 仕事の帰りは必ず吉祥寺で降りて・・というわけ。いつも行ってたのが近鉄裏の飲み屋街の中のモダンジャズ ファミリーというＪＡＺＺ喫茶。ここは成蹊の学生が多く まー大学生でも２０歳までは未成年だから飲酒はいかんのだが 付属の高校生が多くて みんな普通に飲んでたｗ もうお店も無くなっちゃったし時効だからいいかと思うが。ここで多くの年下の友人ができたものだ。みんなお金が無かったから サントリーホワイトのボトル入れてて 仕事してる人は角瓶だったりするのだが 行けば誰かいるから 自分のやら友人のボトルで一杯・・てなわけである。ＪＡＺＺ喫茶だから 料理メニューは多くなく からあげ ナポリタン 名物支那スパあたりが多く出る。ちょっと懐に余裕があってボトル入れても 次々来る友人の間でボトルが回され 数時間後にはカラでまた一本・・てことも度々。雰囲気が良くて選曲も良くて客層が良くてママの人柄がいい・・もう文句なしの店だったのだ。これに惚れ込んで いつかはこんな店を出したい・・と思うようになり 当時も仕事してた嫁はんを金曜の晩のバイトに送り込んだりしてたのもいい思い出。ＪＡＳＲＡＣがアルバム１枚かけるのに２００円の著作権料よこせとか ママが癌になって亡くなっちゃったので店閉めちゃったが。それたが 外で酒を飲むのは必ず吉祥寺ファミリーだったので このタイトルに惹かれたわけ。さすが直木賞作家だ。文章は巧い。がそれだけである。感性がつまらんというか浅いというか・・作家ならもっと違った視点で見られる書けるのでは？と思うが 文学賞をいっぱいもらってる作家ならいいエッセイが書けるか？というと 作品と感性は別みたいだ。これ図書館の予約で４ヶ月くらい待ってやっと読んだんだが ３時間でさらっと読んでもう結構。最初１０ページで？？？で ４５ページではぁ？だったわけ。待ってたから最後まで読まなきゃ損・・と読みきったが １３５０円＋税で買ってたら 即投げ捨てたと思う。本書の中には あたしにとっての吉祥寺の思い出は全く無い。あたしは東京はうんざり・・とか書いてるが あの一時期の吉祥寺（ファミリーだけだが）や国分寺・国立 そして今住んでる街 全部中央線沿線だが 好きなのである。吉祥寺から東はもう人やビルが多くてうんざりなのは言うまでもない。
パンツが見える。羞恥心の現代史 井上章一著 朝日新聞社刊 ２００２年５月初版 を読み終えた。タイトルにも書いたが微妙である。資料としての価値は高いのだがなにせ 題材がパンツである。それも女子の・・・ おまけに井上氏の話は読みにくい。爪の先ほどの疑問を広げていくのだが 話が何度もぐるぐる回りして その話はさっき読んだ・・となる。まあ明治以降の女子のパンツの話だから仕方ないのだけれど読みにくいったらない。まあ このぐるぐる迷路感は２０１５年にベストセラーになった氏の京都嫌い・・でも見られるのだが あっちは 京都中華思想から離れていくのに対し こちらはどうしても白木屋火災から離れられないようで すっきりしない。京都嫌いで井上氏に 昔嵯峨のお百姓さんがうちに肥汲みに・・と言った中京の旧家の旦那というのは 杉本家の当主で洛中生息を書いたエッセイストの杉本秀太郎氏である。まあ 杉本氏も京都中華思想だけど それを本に書いてまで恨むというのはどうしたものか？ もう５０年近く前の話なんだが。さて 井上章一氏 どういう経歴の人か？と調べてみたら 生まれは京都市右京区だから生粋の京都人（杉本氏に言わせれば嵯峨なんか京都じゃない・・てことなんだろうが）で 京大工学部建築学科卒、同大学院 京大人文科学研究所助手の後、国際日本文化研究センター教授だそうだ。分類すれば建築史家、風俗史研究者らしい。確かに結構な数の著作はあるのだが 京都嫌いと本書しか読んでないがこの人の話は疲れる。正直 こういう展開なら授業なんか受けたくないくらいだ。ライターの某永江朗氏のときどき京都人自慢もスノッブで嫌いなんだが 井上氏はこんがらがったスパゲティみたいですっきりしない。ただ さすが京大の物書きだけのことはある。膨大な資料をあたってまとめたのはさすが・・としか言いようがない。残念なことに昭和３０年代以降の調査が甘いというか 調べ切れなかったのだろうが そこらへんは舌足らずの感が強い。ズロースはいいとして ２００２年に出た本なのに 最後までショーツと言わずパンティと書いてるところなんかあー頭の固い昔の人だな・・と思わせる。ワコールの旧社名が和江商事だったのを知ったのは収穫。上野千鶴子氏のスカートの下の劇場についても触れられてるが あちらの方が出たのが古いにもかかわらずすっきりしているのは面白いところだ。結局 学者の書いた難解な本 中身は単純だが・・に尽きる。さて 本書買うかどうか迷ったがamazonのマケプレで送料込み３７２円なので 資料として面白いのでポチった。どうも井上氏は白いズロースに絡めとられているようであるｗ
ＦＭがＡＭ化してなかったころ と言うか 音楽が高かったころは みんなＡＭの深夜番組で聴いて 厳選して音楽にお金払ってた時代があった。今はみんなようつべでタダで音楽を聴いて買わない時代だが・・ 昭和の時代では ２４０万枚売り上げたお化けＣＤもあったわけで 国民の５人に一人はお金払って音楽を買っていたわけだ。まあヒットすれば１００万枚・・てそれでも １０人に一人は買ってたわけ。今は音楽業界も冬の時代だと思う。みんな買わなくなったし それに世界的な大ヒットてのも少なくなってきた。今年流行ったＤＡ ＰＵＭＰのＵ・Ｓ・Ａにしたって興味で聴いては見たけど７０年代のＤＩＳＣＯの焼き直しだし なんと言っても詩に中身が無い。京都に行ってるときは ＦＭラジオでＦＭ京都 αステーションを聴いてるのだが 夜遅くになると昭和の良き時代の香りがいっぱいの番組をやる。東京出てきた当時はＪ－ＷＡＶＥを聴いてたのだが久々に聴いたら もうＡＭ化しててげんなりしたのだが さすが学生の街京都・・と言いいたいところだが 今の若い人はＦＭなんか聴かないんだろうなぁ・・と思う。αステーション 深夜は喋りが無くて 往年のＪＡＺＺの名盤なんかが延々とかかってたりしてお気に入りである。先日聴いてたら 吉田拓郎のイメージの詩なんかかかったりしてて これ７０年だからもう５０年近く前の曲だが 詩に力があって良い。思わずamazonで検索して ベスト版の ＴＨＥ ＢＥＳＴ ＰＥＮＮＹ ＬＡＮＥをポチった。で 曲リスト見てたら あの名曲の夏休み・・が入ってない。仕方なく オリジナルアルバムの元気です・・もポチった。こっちは７２年 まあ名曲だからみんな知ってると思う。あーでも今の若い人は吉田拓郎自体知らんか？とか思うがｗ で 安心してピンクフロイドの原子心母を聴いてたら ウマグマも欲しい。これも名盤なのだが。amazonでは輸入盤が１７００円くらいなので ヤフオクみたら８００円即決がある。当然ポチるｗ 出先で物を買いまくってるので 嫁はんに怒られそうだが（実際怒られたｗ）。本もそうだが 名盤 名作というのは５０年たっても輝いてる。最近 買ったジャネット・ジャクソンのオール・フォー・ユーだって２００１年だしなぁ・・（これはSomeone To Call My Loverが欲しくて買った。これイントロはアメリカのベンチュラ・ハイウェイのサンプリングである）結局音楽に力があった時代のばっかを買うわけである。あたしも 一時期はＰｅｒｆｕｍｅだの土屋アンナなんか買ってた時代はあったのだけど もう最近はトレイに載せることすら無い。ましてや物量で中身が無いのをカバーしてる４６だの４８だのは興味すらないし ダンスで中身の無いのをカバーしてるような代物もお断り。結局あれって ようつべの中・・というか動画が無ければ存在しえないような音楽である。ヒットしてるときはいいかもしれないけど一過性だ。４０年とかたったら誰も覚えてないだろうな・・と思う。そういや そういうのあったね・・程度。それに比べて 昔の名曲ってやっぱり力がある。あたしはＪＡＺＺがメインだが これとて５０～７０年代に名盤がごろごろある。 少なくともＰＯＰミュージックは今の時代短小軽薄なのだな・・と思う。昔を懐かしむようになっては 歳とった証拠だ・・おっさんが何を言う・・とか言われそうだがいいものはいいのだ。最近でもないが水曜日のカンパネラは好きだｗ
