私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

三冊目

2019-01-26 13:11:16 | メンタルヘルス
野宿入門 かとうちあき著 草思社刊 2010年初版。著者は”野宿野郎”編集長だそうな。野宿は楽しい・・というのを前面に出した本であるが 具体的なノウハウよりも 野宿する意味というか思想を強調した本である。これもamazonのカートのウェイティングだが 図書館で借りた。正直 これは借りて正解というか買わなくて良かった・・というかw 野宿をするのは呑んでいて終電を逃した時なんてあるけど 誰かと呑んでたらその人の部屋に転がり込めばいいわけだし あたしなんかも若い頃は仕事で終電逃したら 朝まで仕事して始発で帰るとかいうのをしてたからなんで都会で野宿って選択肢があるのかよくわからない。あたしはキャンプもするので地方で野宿つーか無人駅とか屋根つきのバス停とかならアリだと思うが都会でしたらただの酔っ払いかホームレスだと思うと著者の意見には激しく反対である。極めつけは和式のトイレで拾ってきた新聞紙をひいて寝る・・というのがあって壁はあるし屋根はあるしトイレは近い・・当然だがwので慣れてしまえば快適・・とか言われたって そんなことするくらいなら外で凍え死んだ方が何倍もマシだと思うから同意できない。寝袋の良さを力説してらっしゃるが 都市に住んで仕事してたりする人が 終電を逃したりして野宿する場合に備えて寝袋と銀マットを常に携行するなんてありえないしw 若い人 著者は30前の女性だが 都市で野宿・・ってどうなの?という以前に 終電逃す時間まで呑むなよ?とか 終電逃しても泊めてくれるような相手以外と呑むなよ?とか突っ込みどころは満載である。若い頃の貧乏旅行の野宿はいいけど 都市やある程度の年齢だと 発想が変な方向に行ってない?と思うのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二冊目

2019-01-26 12:43:36 | メンタルヘルス
赤線跡を歩く 消えゆく夢の街を訪ねて 木村聡著 自由国民社刊 1998年初版である。これamazonのカートのウェイティングに入っていてポチろうとしたのだが まさか図書館には無いだろうあなぁ・・と思ったが検索したらあったので借りてきた。赤線・・まあ遊郭だが この本・・というか写真集だが 出た時点で多くは取り壊されて 以前に撮影された写真を借りて構成したりしてる。まあ跡・・というだけあって すでに廃墟か崩壊寸前のところが多いのだが。内容的には大正から戦後50年代までの遊郭の写真集。あたしは風俗に行ったことがないので 単なる戦前・戦後の廃墟の写真集・・という感じだが 通った人達 もう相当なお歳だと思うが懐かしいかもしれない。主に関東 京都・大阪が少し・という構成。うちの近くでは立川とか八王子とか載ってたが 大体基地の周辺に多い。本書が出たのが98年だからもう20年前。その当時でもかなり取り壊されて昔の写真を借りて構成してるので 今は大半が失われた光景だと思う。立川なんかその頃の面影は全く無い。本書とは関係ない話だが 学生時代に京都にいたのは前に書いたが 住所が上京区七本松通仲立売下ル一番町である。一番町というだけであって当然五番町もあるわけ。千本仲立売って昔は歓楽街だったらしく 五番町というのは水上勉の五番町夕霧楼に出てくるあの五番町である。当時でも既に昔の面影は無かったから 今ではもう地名しか残ってないのだろうが 千本仲立売には未だにしぶとく その趣味の人達が集まる千本日活って映画館がひっそり営業してたりする。本書 見るまでは買おうと思ったのだがマケプレでも千円近いのでためらってたのだが 借りて見たのでもういい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一冊目

2019-01-26 11:59:54 | メンタルヘルス
先日京都の友人とご飯をしたのだが こっちの友人にその話をしたら また京都ツアーを計画してよ・・とのたまう。で 宿どうするの?と訊いたら ホテル取るの面倒だから新幹線で日帰り・とのたまう。新幹線で東京-京都を往復すると3万円を超えるんだが・・あたしは夜行高速バスなので片道5000円ちょい。往復でも1万ちょいなので なんと贅沢な・・とは思うが。で 目的は観光?と訊いたらグルメ!って言う。観光なら元京都市民なんで 穴場を色々知ってるのでいいのだが グルメ・・ってなるとほぼ絶望的である。というのも 部屋探しに足しげく京都にには通っているのだけど 宿は相部屋の安いゲストハウスか大阪の実家から京阪で通い ご飯は学生相手の安い定食屋だったり 地元民が使ううどんやだったりするわけで オサレつーかインスタ映えするようなお店は全く知らないw 出町枡形商店街に鯖すしの美味しい店があるのだが 鯖はだめーと言われちゃったし 地元民が使う蕎麦屋の美味しい親子丼もあるが 京都まで高い交通費払って親子丼・・てのもなぁ・・と思うと万策尽き果てた。仕方ないのでamazonで観光ガイドでも買うか?と探してみたのだが しあわせ倶楽部もエルマガジンも観光客向けで当てにならない。こういうときは 地元の人・・となると北区の歯医者さんの柏井壽氏か・・とまたamazonを検索したら おひとり京都の晩ごはん 地元民が愛する本当に旨い店50 柏井壽著 光文社刊 2017年初版が目に付いた。幸いマケプレで安いのがあったのでカートに入れたのだが レビューを見てみると 晩ごはんてタイトルにあるのに酒の肴・・じゃん・・というわけで ポチるのはちょっと待って 図書館検索したらあったので借りてきた。で読んじゃったのだが 確かに観光客向けではない地元で有名な店のオンパレード(まあコアな観光ガイドには載ってる)。でもレビューにあったように 最初はスパークリングワインで次は白 でハーフのデキャンタ・・とやっぱりご飯と言うより酒の肴だ。もうこれだけで こりゃダメだ・・と思ったのだが 3500円でお値打ち 5000円でリーズナブル 1万と2万のコースで1万円で十分満足できる・・と もう住んでる世界が違うw。まあ北区の歯医者さんだから5千円くらいの食事はリーズナブルなのかも知れんが あたしみたいに百万遍の学生食堂で6百円台のご飯食べてる人から見れば う~むだ。それに僕は仕事もするのでカウンターの端の席でノートパソコンを・・って時点で真面目に食えよ?とか思うし 北区に自宅があるのに 定宿は駅前のホテル・・ってわけがわからん。自宅に帰りたくない理由でもあるのか?って勘ぐりたくなるのだがw ライターの某永江朗氏も 外でご飯ばっかしてるが もうあれは問題外w。柏井氏 観光ガイドでは地元らしい内容の本を出してるのだが こういう分野では財力の差が出ちゃうので これは使えない。う~む 困ったのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔から

2019-01-18 14:46:14 | メンタルヘルス
ちょっとブレイクというと珈琲である。コーヒーではなくて珈琲。もちろんカフェなんか無かった時代だから喫茶店である。高校時代 デートでよく使ったのが津の喫茶店 津新町のタカノ 隣が同じ経営のスパゲティ屋だが普通のスパゲティでなくカレースパのお店。あえてパスタ屋と書かないのは メニューがカレースパがメインで これが茹で置きしたスパゲティを炒めなおすのでコシが無くてふにゃふにゃなのであるw アルデンテ・・ってなんだ?というわけ。 学校行く前にまずはモーニング・・って ある意味不良だが 学校は県下一の進学校だったけどw あとよく使ったのが家の近くの塔世川の川べりにあったリバーサイドってお店 ここではレスカ まあレモンスカッシュだ・・と言ってもわからんだろなぁ 昭和の飲み物である。あと琥珀・・って店の奥が雀荘になってたところ。カレー頼むとククレカレーだったしw で そこのトイレ 雀荘と共用なんだが小便器の前に短冊が貼ってある。で 歌が一首 ”心して壷の外にはこぼすなよ 吉野の桜も散れば汚し” まあ駄洒落だけど 吉野と言えば関西では桜の名所なのである。さて京都に出てからは河原町の蝶類図鑑とか三条のビッグボーイ 四条のマンホール 荒神口のしあんくれーる・・とジャズ喫茶べったり。東京出てきてからは 吉祥寺のJAZZ喫茶でFamilyがメインだった(A&Fとかサムタイムとかも行ったけど)わけで(仕事帰りに寄るから珈琲では無くサントリーホワイトだが) 昭和の喫茶店文化どっぷりなのである。京都は 最近ではおされなカフェとか増えてきたけど でも未だに喫茶店文化だ。JAZZ喫茶はJASRACの横暴と若者の嗜好の変化でみんな消えちゃったけどね。三条のイノダ 寺町のスマート 河原町の六曜社 百万遍の進々堂 西陣の静香みんな激動の時代を生き延びて老舗と呼ばれている。まあ昨今のおされなカフェというのもいいのかも知れないけど あたしは昔ながらの喫茶店が好き。近くの常連が煙草吸いながら新聞読んで情報交換しつつ朝ののんびりした時間を過ごす・・そういう雰囲気が好きなんだが・・もっとも最近のカフェは全席禁煙のところばかりだし 喫煙者には肩身が狭いというのもある。珈琲好きなら喫茶店行こうよ!と言いたい。あーイノダのモーニングはお得感満載である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今回

2019-01-18 13:53:09 | メンタルヘルス
京都に行ったのは 部屋探しだ。山科の350万の2Kの中古マンションと 出町の4万円の賃貸を見に行った。洛中だと20平米くらいの1Kの中古マンションが520~640万くらい。東京の今の部屋から考えたら恐ろしく高い。で洛中はとりあえず置いといて 30平米ちょいの山科の中古を見に行く。駅は地下鉄の御陵だ。駅の周辺・・てもなーんも無いのだが お目当ての物件は駅からそこそこ歩いて山の方。あらかじめストリートビューで見て お店もなんも無いよなーと思いながら歩いて行ったんだが本当に何も無い。まあ業務スーパーはあるけどそれだけじゃどうにもならん。物件は山の斜面にへばりつくように階段状に建ってるのでエレベータなんか無い。それに古色蒼然としてるわけで だてに値段はついてないよなーと思う。生活は不便だ。で洛中に出るのに毎回電車代がかかるわけで・・うーむである。まあ隣は滋賀なんで京都らしさは何も無い。竹林があるくらいである。350万・・て言えばBMW1台くらいの値段だがめげたw そういやほっつき歩いてる途中でコンビニで煙草吸ってたら 駐車場に神戸ナンバーの赤のポルシェ パナメーラが入ってきた。運転してたのは30代くらいの若奥さん風。あーお金もちなのねぇ・・と思う。パナメーラSだから1600万くらいの4ドアのスポーツカーである。あたしもスポーツカー乗りだけど どうもドイツ車は嫌い。若いころはフェラーリの308が328を買うぞーと資金の充てもないのに漠然と思ってたのは内緒である。結局腕もなけりゃ資金もないし そもそも似合わないことに気がついてからは やっぱり英車だろうなぁ・・と思う。盛大に壊れる英車だけど ロータスのエリーゼのフェーズ2とかケータハム7の1700SSあたりが究極の目標だったりしたわけだがw さて戻る。で気を取り直して 出町の1Kの賃貸を見に行く。家賃4万で共益費が3千円だから 電気ガス水道入れて月5万・・これとて贅沢だな・・とは思うが問題はそこではない。ロケーションは最高 出町枡形商店街まで数分 京阪の出町柳までは鴨川にかかる橋(正確に言えば 加茂川と高野川が合流して鴨川になる最後のところだが)を越えれば すぐ 下鴨神社までは15分くらいか・・が・・・である。昔の京都の学生下宿ってこんなだったよなぁ・・と思うような代物である。一応鉄筋のマンション風だが 半間くらいの細い通路を入っていくのだが ドアも何も無くいきなりカーペット敷きになる。で 左手に大きな下足箱。で館内は土足厳禁 スリッパでお願いします・・の張り紙。昔の学生下宿ですら玄関はドアはあったぞ。それすらない。で開放廊下があるのに館内スリッパ!一応パーテーションはあるけど それは無いだろう。ベランダも無いので洗濯物は屋上の共同物干し 台所は二人入ったら身動きが取れない狭さにカウンター下にビジネスホテルより小さい冷蔵庫とクッキングヒーターである。当然 食器棚なんか置けないし洗濯は 共用の洗濯機+乾燥機だ。収納は半間の押入れしかないし これでどうやって住めと・・・まためげたのである。今回は京都の宿と大阪京橋の実家と両方使ったのだが 面白いことに気がついた。京橋の実家って嫁はんの実家なんだが 4LDKのマンション。そこから京阪の京橋駅まで歩いて10~15分 ラブホテル街を抜けて行くので 子供にはよろしい環境では無いけどw で京阪の特急って特急料金いらないから それに乗れば出町柳まで52分 470円である。東京の部屋から新宿に出るには 500円未満で時間は50分少し切るくらい。なんだ 新宿ぐらいの近さか・・と思ったら急に近く思えた。現に弟が京都のホテルまで通勤してた位だし 大阪と京都って普通に近い。で思った。希望の物件が出てくるまで気長に待とう・・と。大阪の実家と京都のゲストハウスを使えばそれで当面問題無しなのである。いつまで生きてられるか知らんけど 病院の関係で京都に完全移住は無理だし 値段的に手が届かん。まあ無理だよなぁ・・というのが正直なところである。買わなくても東京-京都-大阪の3都生活も悪くないかなぁ・・と思うのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする