私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

未だに

2021-02-09 23:18:12 | メンタルヘルス
こういう話はあるんだな・・という感想。裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち 上間陽子著 太田出版刊 2017年初版 借りたのは6刷だから 半年余りで重版を重ねたことになる。著者は琉球大の教育学の教授。なんで本書を手に取ろうと思ったのか‥と言えば 著者の最新刊の海をあげる 2020年初版が 週刊誌の書評に出てたので それを読みたかったのだが 図書館に無くて まずはあった方のこれを借りたわけ。で 読んだ感想だが・・amazonの内容説明には ”沖縄の女性たちが暴力を受け、そこから逃げて、自分の居場所をつくりあげていくまでの記録” とあるが それ以上でも以下でもない。まあ 世間でいう普通に大きくなった人たちからは 到底想像できない世界のルポなんで 短期で版を重ねたんだと思うが 正直面白くないというか 現実をただ文字にしただけ。なんでこういうことを言うかというとあたしも 色々あって まあ今はシステム屋なんて堅い仕事してるけど 底辺まではいかないまでも 裏の世界やら下の方の友人知人もいたりして知ってるので あーそうだよねぇ で 何をどうしたいの?と思っちゃうからだろう。寄り添うことは大事だけど上間さん 結局傍で見てるだけのような気がするのだ。まあ 1700円も出す価値はない。内容的には薄いのよね。新書で出てたなら いいんじゃない?とか思うが ソフトカバーの単行本を買うほどのものではないなと思う。比べちゃいけないんだろうけど 黒川能 船曳由美著 3600円の方が高いけど何倍も興味深い。あまりにも高いので買うのを躊躇しながらも 図書館から2回借りて 5回目を読んだ。一度だけ延長ができるので延長してもう一度読む。これマジで新本買うかどうか迷ったのだけど 著者の前著の100年前の女の子は持ってるから もう少し安い古本が出るまで待つつもりだ。これ去年出たやつで船曳氏は東大文学部卒で平凡社に長くいた人で専門は民俗学だから この本も当然そういう本。最初に読んだときは これは絶対本棚に入れたい・・と思ったし その気持ちは5回読んだ今でも変わらないのだけど いかんせん黒川能 1964年、黒川村の記憶・・のタイトルが表す通り 失われた記憶だ。2020年に出た本だがもう今は無い記憶に残る57年前の黒川能の記憶だ。更には民俗学の本なので新本で4千円出す気にはならなくなった・・というのが正直なところ。安いのが出たら買おう・・とは思うが今無理に・・とは思わない。多分重版されるような本ではないから そのうち高値安定しちゃうかもだが それならそれでいいかと。また図書館から借り出してくればいいだけ・・・なんだけど 欲しいのよねぇw
コメント
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