今日は8月5日火曜日、「大安」です。
よく結婚式は「大安」の日がいい、お葬式は「友引」を避ける・・・などなど
日々の吉凶の判断基準として用いられるのが『六曜(ろくよう)』です。
仕事がら、地鎮祭や工事の着工、上棟、お引き渡し・・・と「日を気にする」
機会が多いので、この六曜の名称やだいたいの意味くらいは分かっている
つもりですが、皆さんはこの六曜の名称を全て言うことができますか?
先勝(せんしょう)
↓
友引(ともびき)
↓
先負(せんぶ) ※「せんぷ」ともいいます
↓
仏滅(ぶつめつ)
↓
大安(たいあん)
↓
赤口(しゃっこう) ※「じゃっこう」ともいいます
(基本的に上記の順番で繰り返します)
たぶん、この中で一番出にくいのが「赤口」だと思いますが、一般的に厄日
とされていて、何事をするにも避けた方がよい日だといわれています。
(ただし、正午のみ吉)
ということで大安吉日の今日、小雨の降る天候でしたがこれから新築工事の
始まる鹿沼市/S様邸の地鎮祭が行われました。
◆準備も終わりこれから始まりです
写真ではよく分からないかもしれませんが、地鎮祭で建て主さんにご用意して
いただくお供え物は次のとおりです。
1.米・塩・鰹節
2.水
3.魚 ・・・鯛か出世魚の尾頭付
4.野菜 ・・・葉っぱ付きの根菜・菜物を3種類程
5.果物 ・・・季節のものを3種類程
また、この他に弊社の方で、
1.清酒
2.笹竹 ・・・4本
3.縄
4.盛り砂
5.スコップ
を用意します。
◆地鎮祭が始まりました
※中央に居るのが建て主さんご夫婦です
神社によって若干内容は異なるかもしれませんが、地鎮祭はだいたい次のような
進行となっています。
1.修祓(しゅばつ)
・・・参列者・お供え物を祓い清める
2.降神(こうじん)
・・・神様をお迎え
3.祝詞奏上(のりとそうじょう)
・・・神様に工事の安全をお祈り
4.清祓(きよはらい)
・・・土地のお祓い
5.地鎮の儀(じちんのぎ)
・・・建て主さんが盛り砂に鍬入れ
6.玉串拝礼(たまぐしはいれい)
・・・神前に玉串を捧げ工事の安全をお祈り
7.昇神(しょうじん)
・・・神様に元の場所に戻ってもらう
◆地鎮の儀・・・建て主さんによる鍬入れ
※この儀式をもって工事開始とみなします
◆建て主さんが崩した盛り砂に「鎮め物」を埋納
※「鎮め物」は基礎工事の際建物の中心に埋めます
◆施工会社(弊社社長)がその「鎮め物」の上に砂をかけます
◆玉串拝礼・・・玉串を捧げ工事の安全をお祈り
◆地鎮祭も終わり最後に神主さんと記念撮影です
◆ということでここでこれから工事が始まります
地鎮祭は工事前に必ずやらなくてはいけない事・・・という訳ではないので
やるかやらないかは建て主さんの判断となりますが、地鎮祭は
建物の工事を始める前に敷地を清め、
神様のご加護と工事の安全を祈願する
ために行う儀式なので、やっぱり行っておいた方が気持ちがいいですよね。
ちなみに、コチラの現場で先日地盤調査を行ったところ、
地盤改良工事が必要
という結果が出てしまいましたので、基礎工事の前にまずは地盤改良工事を行う
予定になっています。
(今回の地鎮祭はその改良工事に先駆けて・・・ということで行いました)
地盤改良工事も含めて、これから始まる新築工事の期間中、何事もなく無事に
お引き渡しができますように。。。
以上、木村でした!