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ナッチャンWorld 横浜大さん橋に

2009-03-01 21:48:11 | Weblog
ナッチャンWorld 横浜大さん橋に寄港
横浜・函館開港15周年記念イベント



世界最大級の高速フェリー「ナッチャンWorld」が横浜港に寄港した。「ナッチャンWorld」は「ナッチャンRera」とともに2007年秋に青函航路に就航したものの、昨年の原油価格高騰のあおりを受けてわずか1年足らずで運休を余儀なくされていた。しかし幸いにして新しい運用会社が決まり、再デビューが決まったということ。今回の寄港はメンテナンスを終えた「ナッチャンWorld」が函館に戻る途中で、函館・横浜の開港150周年記念イベントのひとつとしてPRをかねて立ち寄ったのだそうだ。

鋭い船首や空気抵抗低減のために凹凸を少なくしたカタマランと呼ばれる双胴の船体は、文字通り海の超特急という印象で見ているだけでワクワクしてくる。船体いっぱいに描かれたイラストは公募で決まった小学校2年生の川島なつみちゃんによるもので、「ナッチャン」という船の名前も彼女の愛称が由来だそう。SFチックな船にもかかわらず、この絵や名前がとても馴染んでいていい感じである。自分の絵や名前が船になるなんて、幸せな気分だろう。再就航が決まって喜んでいるに違いない。



船内は車庫と客室2フロアにわかれている。エコノミークラスは旅客機のようなシートが並び、ラウンジなどもあり、なかなか快適だ。エグゼクティブクラスになるとマッサージチェアや2~4人掛けくらいのソファーブースが並び、ゆっくりとくつろげる。
20年ほど前、自分が乗ったフェリーは、椅子席もあったが大方畳の小上がりを衝立で仕切った程度でほとんど雑魚寝状態だったように記憶している。その頃に比べると雲泥の差だ。



今回は札幌にいた頃会社の同僚だったI君が、函館開港150周年イベントに関わっている関係でこのイベントのために出張してきたため、彼と会う方々出かけていったものだ。横浜大さん橋に行く道すがら、記念行事に向けて改修工事が進む皆と周辺の様子を見るながら、徐々に盛り上がってるな、という実感を受けた。
一方の函館はご多聞にもれず景気後退の影響で企業協賛も厳しい状況だという。

今年開港150周年を迎えるのは横浜、函館のほか神戸と新潟。それぞれの都市で記念イベントなどが行われるのだろうが、やはり個人的な縁がある分横浜・函館にはもっと一緒に盛り上がってほしいと思う。

3月6日(金)にはこの「ナッチャンWorld」で横浜ベイクルーズが催されるそうだ。最新の高速船に乗って海の上から眺める氷川丸も乙なものかもしれない。1時間20分のクルーズ、軽食・ソフトドリンク付きで大人5,000円、小人4,000円ということなので、興味のある方はぜひ体験を。



<高速船ナッチャンWorld横浜ベイクルーズ>
3月6日(金) 
第1便 クルーズ 11:00~12:20 募集人員100名
第2便 クルーズ 15:00~16:20 募集人員100名
受付は出航15分前まで。詳細は下記へ問合せを。

問合せ先/日新航空サービス(株)横浜支店 担当:岡本さん渡辺さん、友金さん、栗原さん
     TEL:045-671-6332