先週はスポーツ観戦がとても充実していました。
ワールド・ベーボール・クラシック(WBC)にフィギュアスケートの世界選手権、そして、個人的に夢中で見ていたのが卓球のプロリーグ・ファイナル😁
身体の動きに関するお仕事をしているので、分析的に選手の動きや体型を見てしまうことはもちろんあります
(推しの卓球選手の首の様子が気になっていて、アドバイスしたい💦とか思っちゃってる🤣)
でも、どちらかというと感情的に選手一人一人を応援しながら観ていることの方が多いような気がしています。
勝敗とは別の、選手がそこまで積み上げてきたことを想像して、こちらも熱い気持ちになる。
そんな感じです。
練習における高い集中。
指先一つの動きまで、何万回も動きの改善を重ね、身体に叩き込んでいくこと。
部位と全身の動きを統合させ、それを唯一無二のパフォーマンスにまで引き上げていくこと。
そして、常につきまとう自分の能力への自問自答。
食事や睡眠をはじめ、日常がパフォーマンスの良い基礎となるようにすること。
怪我や疲労とも向き合いながら、休養と練習のバランスを模索すること。
周りの人に協力と応援をしてもらうことで勇気をもらいつつも、プレッシャーにも向き合うこと。
さらには、積み重ねてきたことを試合というほんの短い時間で表出するための、感情コントロール。
etc.
これらが、選手のパフォーマンスから滲み出ているように感じて、心が熱くなるのです。
人間が愚直に積み重ねることへの敬愛。
スポーツ観戦の根底には、そんな感情があるように思います。
世の中がAIによる技術革新で激変していくなか、このように言葉を超えて感動をもたらすことのできるスポーツの価値は、今よりずっと高まっていくのではないか、そんなふうにも感じています。
さて、私が関わっているAerobic Gymnastique(世界体操連盟管轄の体操競技の一つ)もワールドカップのシーズンが幕を開け、先頃のポルトガル大会では、北爪選手が女子個人で優勝するなど、日本選手の活躍がありました。
日本では、4月22,23日に「スズキワールドカップ」が大田区総合体育館で開催されます。
こちらも、ぜひ応援のほどお願いいたします!
【お知らせ】
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(4月7日より毎週金曜日13:00〜開講。お申し込み受付中)
キネティコスコンテンツを利用したITTマットピラティストレーナー養成コース。
まずはコンテンツにて、事前学習をしていただきます。
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