助さん「え~い、静まれ~!静まれ~っ!」
格さん「これにおわす御方をどなたと心得る。
畏れ多くも前の副将軍、水戸光圀公
に在らせられるぞ~!」
(印籠、ド~ン)
助さん「御老公の御前である!頭が高い!
控えおろ~!」
一同 「は、はは~っ!」(平伏)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/40/beee56bcf9f98530fe87b0b92c16f164_s.jpg)
先日、茨城県は水戸へ行ってきました。
水戸駅前にあるのはあの水戸黄門、助さん、
格さんの銅像。
常陸国漫遊の始まり始まり~。
東京からは遠いけど、とはいっても水戸駅前
は開けていて、徳川御三家の城下町、県庁
所在地の風格があります。
水戸観光といえばなんといっても偕楽園。
言わずと知れた梅の名所で、兼六園、後楽園
と並ぶ三名園の一つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/39/8f8ed52bd4040f21ab8380117cb3caf3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/82/d2b6999c5af6959645d6e2ce2259e363_s.jpg)
せっかく来たけど空はどんより、梅も満開に
はちょっと早い…。
「助さん、格さん、次に参ろうか。」
そういうことで偕楽園をさっさと後にし、
再び水戸駅方面へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/a0/b64b74b80232153c3f4deeb67706750e_s.jpg)
せっかくなので、水戸市民の憩いの場千波湖
を眺めつつ戻ります。
「助さん、格さんご覧なさい。領民達が憩う
ておるの~。」
続いて旧水戸藩の藩校、九代藩主徳川斉昭が
開設した弘道館へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/b8/70c311d67fb4c2bee255b95f918c29a0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/ba/d847b045dfea17f35d25985720744dd0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/b7/9aa5674291a13945fef3b308ac2ccfb2_s.jpg)
左:正門(重文)
中:正庁(重文)
右:正庁内の諸役会所
「弘道館は、わしの時代にはなかったの~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/48/dff5b7d8ee8eb694e7006fb835daf26d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/65/3c4e5f3c23be5dec3c518d785938b305_s.jpg)
左:至善堂(重文)
右:十五代将軍を辞めた慶喜が謹慎した間
実はこの弘道館、空いていますが周辺に梅が
たくさん植えられ、ちょっとした梅の名所。
満開ならもっと見応えがあったはず…。
「梅はまたにしよう。助さん、格さん、
いよいよ城へと参ろうかの。」
梅は諦め、次に満を持して水戸城跡へ。
「助さん、格さん、懐かしいの~。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/d1/2fcf15d7a4268129abe48f01924dee99_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/59/b00d44cb1ef02ca811a38900e906a988_s.jpg)
左:20~30Mはありそうな大堀切り。
石垣はなくてもこの高さ、さすが御三家
三十五万石の城。
右:薬医門形式の城門(移築現存)。桃山期
と思われる豪壮な造り。
ところで、現在城跡は2つの小学校、1つの
中学校、2つの高校が集まる学校の過密地帯。
城跡に学校は付き物ですが、ここまでくると
ある意味凄い。
「藩士や領民も勉学に励んでおるのじゃな。」
さて、水戸のご老公には別れを告げ、常磐線、
水戸線で笠間へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/d9/b5f5a2dad465572d7084f4cf375bc028_s.jpg)
もちろん初めての笠間、降りてびっくり。
「げっ!コンビニも何もない!」
バスもタクシーもなさそうなので、仕方なく
歩いて20分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/25/378557d1a17de3d8ecfc1916fe6055aa_s.jpg)
笠間稲荷に到着。
伏見、豊川、祐徳または笠間とも云われる
三稲荷の一つ(諸説あり)。
とにかく関東ではかなり有名な神社。
閑散とした駅前とは違い、こちらの社前には
飲食店や土産物屋などが集まり結構な賑わい。
続いて常磐線で東京方面へ向かい、最後の
目的地土浦へ。
もちろん目当てはこちら土浦城跡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/7e/5b75b7d6dfa1e514de5be08ed939037c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3a/a2/e28b653b88bff7a640d00a4e9d1d9ae3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/3c/0fa7a0ed1a595301fa0cbcc59f95b15f_s.jpg)
左:関東では貴重な太鼓門(現存)
中:東櫓(復興)と霞門
右:西櫓(復元)
今となっては全体の規模感は分かりませんが、
こうして主郭部分を見る限り譜代大名、土屋
氏の九万五千石の城としては非常に質素。
いかにも東国の城らしく石垣もなく、土塁上
の櫓も少ない。
でもこうして櫓門や堀の一部でも残るのは
本当に貴重で嬉しい事です。
こうして水戸城跡、土浦城跡を堪能し、
常磐線~東海道新幹線で大阪へ帰りました。
初めての茨城県訪問、いや常陸国漫遊。
城跡だけでなく、饅頭や干し芋など色んな
食べ物が楽しめてうっかり八兵衛も大満足。
「カッカッカ!(高笑い)
助さん、格さん、参りますぞ。」
人~生、楽ありゃ苦~もあ~るさ~♪
~今回の甘いもの~
※姉妹ブログ「和菓子の国の人だから」へGo!
131(茨城)笠間 胡桃饅頭
132(茨城)水戸 光圀饅頭
133(茨城)笠間 稲荷ゆべし
134(茨城)水戸 水戸の梅
135(茨城)笠間 バター饅頭
格さん「これにおわす御方をどなたと心得る。
畏れ多くも前の副将軍、水戸光圀公
に在らせられるぞ~!」
(印籠、ド~ン)
助さん「御老公の御前である!頭が高い!
控えおろ~!」
一同 「は、はは~っ!」(平伏)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/40/beee56bcf9f98530fe87b0b92c16f164_s.jpg)
先日、茨城県は水戸へ行ってきました。
水戸駅前にあるのはあの水戸黄門、助さん、
格さんの銅像。
常陸国漫遊の始まり始まり~。
東京からは遠いけど、とはいっても水戸駅前
は開けていて、徳川御三家の城下町、県庁
所在地の風格があります。
水戸観光といえばなんといっても偕楽園。
言わずと知れた梅の名所で、兼六園、後楽園
と並ぶ三名園の一つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/39/8f8ed52bd4040f21ab8380117cb3caf3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/82/d2b6999c5af6959645d6e2ce2259e363_s.jpg)
せっかく来たけど空はどんより、梅も満開に
はちょっと早い…。
「助さん、格さん、次に参ろうか。」
そういうことで偕楽園をさっさと後にし、
再び水戸駅方面へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/a0/b64b74b80232153c3f4deeb67706750e_s.jpg)
せっかくなので、水戸市民の憩いの場千波湖
を眺めつつ戻ります。
「助さん、格さんご覧なさい。領民達が憩う
ておるの~。」
続いて旧水戸藩の藩校、九代藩主徳川斉昭が
開設した弘道館へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/b8/70c311d67fb4c2bee255b95f918c29a0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/ba/d847b045dfea17f35d25985720744dd0_s.jpg)
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左:正門(重文)
中:正庁(重文)
右:正庁内の諸役会所
「弘道館は、わしの時代にはなかったの~」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/48/dff5b7d8ee8eb694e7006fb835daf26d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/65/3c4e5f3c23be5dec3c518d785938b305_s.jpg)
左:至善堂(重文)
右:十五代将軍を辞めた慶喜が謹慎した間
実はこの弘道館、空いていますが周辺に梅が
たくさん植えられ、ちょっとした梅の名所。
満開ならもっと見応えがあったはず…。
「梅はまたにしよう。助さん、格さん、
いよいよ城へと参ろうかの。」
梅は諦め、次に満を持して水戸城跡へ。
「助さん、格さん、懐かしいの~。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/d1/2fcf15d7a4268129abe48f01924dee99_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/59/b00d44cb1ef02ca811a38900e906a988_s.jpg)
左:20~30Mはありそうな大堀切り。
石垣はなくてもこの高さ、さすが御三家
三十五万石の城。
右:薬医門形式の城門(移築現存)。桃山期
と思われる豪壮な造り。
ところで、現在城跡は2つの小学校、1つの
中学校、2つの高校が集まる学校の過密地帯。
城跡に学校は付き物ですが、ここまでくると
ある意味凄い。
「藩士や領民も勉学に励んでおるのじゃな。」
さて、水戸のご老公には別れを告げ、常磐線、
水戸線で笠間へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/d9/b5f5a2dad465572d7084f4cf375bc028_s.jpg)
もちろん初めての笠間、降りてびっくり。
「げっ!コンビニも何もない!」
バスもタクシーもなさそうなので、仕方なく
歩いて20分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/25/378557d1a17de3d8ecfc1916fe6055aa_s.jpg)
笠間稲荷に到着。
伏見、豊川、祐徳または笠間とも云われる
三稲荷の一つ(諸説あり)。
とにかく関東ではかなり有名な神社。
閑散とした駅前とは違い、こちらの社前には
飲食店や土産物屋などが集まり結構な賑わい。
続いて常磐線で東京方面へ向かい、最後の
目的地土浦へ。
もちろん目当てはこちら土浦城跡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/7e/5b75b7d6dfa1e514de5be08ed939037c_s.jpg)
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左:関東では貴重な太鼓門(現存)
中:東櫓(復興)と霞門
右:西櫓(復元)
今となっては全体の規模感は分かりませんが、
こうして主郭部分を見る限り譜代大名、土屋
氏の九万五千石の城としては非常に質素。
いかにも東国の城らしく石垣もなく、土塁上
の櫓も少ない。
でもこうして櫓門や堀の一部でも残るのは
本当に貴重で嬉しい事です。
こうして水戸城跡、土浦城跡を堪能し、
常磐線~東海道新幹線で大阪へ帰りました。
初めての茨城県訪問、いや常陸国漫遊。
城跡だけでなく、饅頭や干し芋など色んな
食べ物が楽しめてうっかり八兵衛も大満足。
「カッカッカ!(高笑い)
助さん、格さん、参りますぞ。」
人~生、楽ありゃ苦~もあ~るさ~♪
~今回の甘いもの~
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132(茨城)水戸 光圀饅頭
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