砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

妖怪談義 柳田國男

2011-12-20 08:14:22 | 本と雑誌

 最近読み始めた本です。

今まで読んできた本とは系統が違うので苦労しています。

古典の知識も無いし、妖怪の知識も無いので仕方ない・・・

それと、柳田國男の時代と現在では人の名前まで呼び方が違っている。

ちょっと例文をあげるとしたら、

出雲の子取りなぞは子供の油を絞って、南京皿を焼くための使うなどと、丸で纐纈(こうけち)城かハンセル・グレッツェルのようなことを伝えており、東北では現にアブラトリという名もあって、日露戦争の際にも一般の畏怖であった。

纐纈城かハンセル・グレッツェル??

纐纈城は調べればすぐわかった。ネットって便利なものだと思った。

今昔物語に載っている話で、慈覚大師が唐に渡った時のお話に出てくるお城。

ハンセル・グレッツェルは、これは推理するしかなかったがヘンゼルとグレーテルのこと。

すらすら読むということが出来ず、寄り道ばかりするのでなかなか先に進めない。

 それに、慈覚大師ということで連想したのが、出雲にある「鰐淵寺」というお寺。

以前写真を撮りに行った際に、慈覚大師がどうのこうのと書いてあったような気がしたからである。

それで鰐淵寺に行ってみた。

あったあった。 慈覚大師の絵が参道の途中に描いてあった。

それと、鰐淵寺は武蔵坊弁慶が修行した地でもあるというのも忘れていた。

せっかく色々な所に行っていても、謂われや歴史的背景を覚えていない自分に腹が立った。

が、仕方が無い。昔から記憶力が無かったから。

しかし、妖怪談義という本をこの調子で読んでいたら読み終えることが出来るのだろうか・・・

コメント
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