砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

なぜ庄原市議会議員は市政懇談会に来なかったのか?

2013-09-25 16:59:53 | ブログ

 広島県の庄原市というところで、市政懇談会なるものが開かれた。

 この市政懇談会は、住民自治組織(自治振興区と呼ばれる組織)と市側から市長と担当課長がお互いに意見を述べ合う場である。

 庄原市というのは、旧町と旧庄原市が合併して出来た市である。

 合併により広大な面積を有するので、各旧町単位で自治振興区を設立し、地域特性に合った自治活動が出来るようにとの配慮で半官製(人によっては全官製)で出来た組織である。

 自治振興区が、住民の意見をどれだけ反映しているかは議論の余地はあるが、曲がりなりにも住民自治組織と行政が、ある議題に沿って意見を言うという場であるので、市会議員は当然傍聴に来るものだと思っていた。

 

そう思っていた私は浅はかだった。

誰も来ていない。

口和自治振興区の市政懇談会は、予定されていた日が台風の接近で急遽変更になったせいかもしれないが、市会議員は誰も来ていない。

他の自治振興区で市会議員が参加していたかどうかは確認していないが、なぜ?、口和自治振興区で行われた市政懇談会に誰も来ないのか?

考えられる理由として、

 1.その日は市会議員全員が都合がつかなかった。

 2.あるいは、自治振興区という存在に問題があり、市会議員全員でその問題を重視しており、問題のある自治振興区が意見を言う場に行っても仕方がないと考えた。

 3.さらに考えられるのは、市側が市会議員の参加を認めていなかった。

曲がり形にも、行政に対する住民の意見が聞ける機会をドブに捨てるとは。。。

こんな方々が市会議員とは。

地方分権の地方は痴呆に変えた方がよいかも。

コメント
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