スッキリという番組を見た。
すごーーくアホな話をしていた。
いろんなグラフを使ってPCRを絞っていたのが正しかったと言っていた。
恐ろしいグラフが、東京都の一日の相談者数の数とPCR検査数の推移を一つのグラフに纏めてそこから何らかの結果を見いだそうとしていた。
グラフのタイトルは、{東京都「相談件数とPCR検査」(4月)}というタイトルである。
データは東京都HPより
データはPCR検査数と受信相談窓口相談件数の2つ
そもそも比べようのないグラフなのだが一つに纏めて示している。
(下図は番組と同様のデータを使って作成しています。)
加藤浩次曰く、4月の上旬は相談件数に比べてPCR検査の数が少ないように思えるが、だんだんPCRの数が増えてきて4月の20日頃以降は相談してきた人の数とPCR検査の数が棒グラフでだいぶ合ってきた。つまり医者が必要と判断したPCR検査が上手く回るようになってきた。
と専門家の日本感染症学会 専門医 佐藤氏の意見を聞きながら話を纏めていた。
ふむふむ、
この受診者相談窓口の相談者件数は必ずPCR検査を行われているのか?
PCR検査数は、新規の患者を発見するためだけのPCR検査数なのか?
患者の退院のための陰性検査が含まれているのでは?
どのような関係性を示せるグラフなの?
加藤浩次が馬鹿に見えてくる・・・
いや、可哀想に思えてくる。日テレ・・言わば政府系寄りのテレビ局だからPCR検査数が少なくても大丈夫だよっと言いたい気持ちは分かる。
このグラフの説明の後、じゃー今現在PCR検査をどうしていったら良いのかを専門家に聞きました。
と続く。
3人の専門家の意見を紹介。
1.仙台医療センター ウイルスセンター長
これ以上増やすのは現実的ではない。
検査機関の負担が大きく検査の精度を維持できなくなる恐れも
2.日本臨床検査技師会 副会長
検査技師は通常業務を兼務
現在の環境のままでは検査数を増やすのは難しい
3.日本感染症学会 指導医 医師
地域によって格差
医療体制が異なるため場所によっては検査を受けられない人も出てきている
以上の意見紹介をフリップで行った。
それを受けて弁護士にどうでしょうかと振る加藤。
弁護士曰く、現状の制度を冷静に分析してその制度を如何に使うか、数だけ増やせばいいってものではない。全ての感染者を洗い出してそれをごっそり隔離するなんて出来ないのだから、だから、佐藤先生が言うように重症者に限って使うという手法が正しかったのでしょうと、
また、PCRの精度の問題をああだこうだ仰っていた。
加藤曰く、PCRを全ての無症状感染者に行うのは無理だし、無症状感染者の検査をやっても精度の問題漏れてしまい隔離(自宅療養やホテル隔離)出来ない人もあり結果一緒なんじゃないの?
だから市中にいる無症状の感染者の人は、なるべく外出しないしっかり手洗いをし人との距離をはかるそしてマスクをするということで乗り切っていくという考えで佐藤先生大丈夫でしょうかとコメンテーターの医師に振る。
要は、今までのPCR検査のあり方は正しかったとの内容でした。
今後は、先の3人の専門家の意見も聞きながら第2波にはPCR検査の体制をもっと構築していきましょうと。
なんじゃそりゃ?