新日高町風物詩の日高昆布漁がアチコチの地域で始まりました。 天候と海の状況で朝に漁の開始の旗が上がります。一斉に出港します。 殆ど一人乗りの小舟です。取り上げた昆布を乗せて乾し場に持ち込みます。乾し場は小石の引き詰められた浜辺に有ります。国道235線優駿浪漫街道とも言われていますが、行き交う車からはこの光景が目に入ってきます。
ダシにして良し、食べて良し。『万能昆布』として名高い日高昆布。学名はミツイシコンブというだけあり、名産地の一つはここ新ひだか町三石地区です。日高昆布のおいしさや価値はよくわかります。 昆布漁師はまず岩場に磯舟を寄せ、先端がL字型になっている「カギ」と言う道具を使って昆布をすくい上げます。そして昆布を手に絡ませて、一気に引き抜くのだとか。聞く分には簡単な気がするけれど、やっぱりコツがあるんででしょうね
昆布が途中で切れると商品にならないから、慎重さも必要 一般に、こんぶ漁は、通年行われる「拾いこんぶ漁」と7~10月に解禁となる「採りこんぶ漁」に大別されますが、日高の採りこんぶ漁は、その日のうちに天日乾燥させるため、水深2~8mの岩礁地帯で採った昆布を陸揚げし、家族総出で慌しく「コンブ干場」に並べていきます。海岸に広がる昆布のカーペットは、夏の風物詩ですよ