それが一番の問題

概要は後からついてくる

Troubadour K'naan

2010年09月23日 | 音楽
Troubadour
クリエーター情報なし
A&M / Octone


セールにつき勘に任せて購入。

ソマリア出身だとは驚いた。
小学校の廊下に写真が掛けられてた、「貧しい人々」として。

K'naanの家系には、詩人がいたりして、おそらく貧民階級ではないと思うけど、過酷な記憶はもってそうだな。

肝心の音楽、これが聴きやすい。
ラップだとかhip hopは聴いてられない僕だけど、曲によってはループ再生するほど聴きやすい。

15 Minutes Waitは音もいいけど、歌詞も好き。
Fatimaは音に優しい感じがあって、ライムがそれを増幅してるように感じがする。心地よい。

やっぱたまには異ジャンルに挑戦してみるもんだね。
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アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) 伊坂 幸太郎

2010年09月22日 | 小説
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂 幸太郎
東京創元社


僕が読んだ伊坂さんの作品としては初期のもの。
そのせいか、ちょっとあどけなさがところどころに見られた気がする。
もちろんん、かなり楽しめましたが。

いつも思う、視点を切り替えながら進む小説って凄い。
すくなくとも日本文学では比較的最近始まったことだと思うけど、
こういう小説が増えてるのは、ニコラス・カーさんが言うように、僕らの注意力持続時間の関係か。
単純に面白いからだってこともあるだろうけど。

なんてことを勝手に思う。
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片手の音―’05年版ベスト・エッセイ集

2010年09月21日 | 
片手の音―’05年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


平凡な人生などありはしないのだ。
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浄土 町田康

2010年09月20日 | 小説
浄土
町田 康
講談社


性懲りなく読んでしまった。

この文体、源氏物語の時代から日本語の流れである。
翻訳日本語とは一線を画す高貴な文体である。

犬死、とぶさらえ、あぱぱ踊り、本音街、ギャオスの話、一言主の神、自分の群像

あいかわらずの洞察力もさることながら、「きれぎれ」と比べて心理描写・説明が格段に力強くなったと思う。
僕のようなダメ人間の心にささる。「ドキッ」としてしまう。

ところで、「ビバ、カッパ」よくわかる。ホントによくわかる。
でも、大企業のエリートには同じように伝わらんだろうと思うぜちきしょう。
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ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉

2010年09月19日 | 
ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


良い企画。

「事実は小説より奇なり」という内容の話が多いような気がする。

僕がアメリカ人ならもっとキレイにビジュアライズすることも出来たろうに。
日本で同じ企画をしたことがないはずはないが、出版物としてみた記憶はないな。

あれば是非とも読んでみたい。
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ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること ニコラス・G・カー

2010年09月19日 | 
ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること
ニコラス・G・カー
青土社


一言で言うと、注意力が散漫になる、ということが言いたいのだ。
じっくり考えることができなくなるのだ。

その流れとして、文学も変わる。
何回なものは受け入れられずらくなる。

「我々の注意力が散漫になればなるほどグーグルは儲かる」
僕はこの点に気がついていなかった。
Google is not trying to educate us. They are merely organizing information.
それをキチンと認識して利用できるようになろう。
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夜想 貫井 徳郎

2010年09月03日 | 小説
夜想
貫井 徳郎
文藝春秋

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とても丁寧に上手に書かれている。

テーマも興味深い。
今までは読んだことがないテーマ。
この本を手に取るまで、自分で興味があると認識すらしていなかったテーマ。

ただ、僕はこの小説を味わうには少々せっかちすぎるようだ。

途中でなんとなく話が読めた気がしてしまったのが良くなかったのか。
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ねぼけ人生 水木 しげる

2010年09月02日 | 
ねぼけ人生 (ちくま文庫)
水木 しげる
筑摩書房

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屈託のない人なのかな。

強い人であることは間違いない。
近い体験をして腐った人が大半だろう。

水木さんは何度も何度も壁にぶち当たってが、それらを乗り越えてきた人。

自分も抱えている問題が些細なことに思えてきた。
同時に、自分自身もちっぽけに見える。
これはきっと良いことだ。

人は食って寝ないといけないのだ。

んー、一歩踏み出してしまうしかないんだな。
戦いが始まってしまえば、がむしゃ羅にやるだけ。
泣いても笑っても。
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KEANE Night Train

2010年09月01日 | 音楽
Night Train

Interscope Records

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久々にCDを買った。

無償に新しい音が聴きたくなったから。

感動は、、、あまり強くなかった。

アクセスできる曲数が増えるにつれて、聞き込むことが減る。
長期的には良いことであると現時点では思ってる。
心に刺さる曲に巡り会えることが増えるから。
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