ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産) | |
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ワーナー・ホーム・ビデオ |
アメリカっぽい。
少しチージーだと思う。
少年でも親でもない歳だからか、心にはあまり響かなかった。
やがて哀しき外国語 (講談社文庫) | |
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僕はアメリカに住んでいたことがある。
著者の言うことに大いに同感である。
アメリカ人の死因第一位は孤独死である、と誰かが言っていた。
僕もそう思う。
そして、アメリカで売られている物の大半にひかれることはなかった。
アメリカの衰退は必然に思える、この本からのそのようなニュアンスを感じた。
証拠は伴わない、ただ感覚として。
村上春樹はどこへいってもstrangerであり、それがあまり苦にならない人なのだと思う。
村上ラヂオ (新潮文庫) | |
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いつだったか思い出せないが読んだことがある。
猫の自殺とかひげ剃りについてなど、「パスタでも茹でてな」も。
覚えている。
最近、なぜか村上春樹の文章が心地よい。
読みやすいく、ささやかなこだわりについて語られているからだろうか。
それとも、僕が、消費社会を運営する側に本格的に組み込まれ、それが故に生じる虚しさに蝕まれはじめているからだろうか。
昔から虚しさは感じているが、もう引き返せないところまできているということか。
自分探しが止まらない (ソフトバンク新書) | |
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素晴らしい考察だと思う。
「自分探し」は、逃げと言えなくもない。
非日常に身を置くことは、客観性を得る点において有益だと思うがそれも逃げと言えば逃げ。
そう思っていたし、この本もだいたい同じスタンス。
論点はそこではない。
この本は、いかに、自分探しが、自己啓発とリンクしており、産業となっていることを実例をもって明らかにする。
高橋歩氏からはそんな臭いがしたが、自己啓発との関係性には、目から鱗が落ちた。
「自分に会った仕事なんかねぇんだよ。
あたりまえだろう、世の中にテメー向けのもの何か一つもねぇ。
自分を合わせるか、相手を合わせるしかねぇ。
ちょっと考えりゃわかるだろう。」
と僕は思う。
少し、社会を俯瞰できるようになった気がした。
ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき (新潮文庫) | |
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基本的には、人間の欲というのは変わらないのだね。
強欲の人間は、僕にはないものを持っているという点で、ある種の尊敬の念を抱いている僕であるが。
事件は、驚きには値しない。感心はしたし、知らない世界ではあったが、活字を追う限りは「こんなやつがいたって不思議はない」というかんじ。接見したら圧倒されるだろうけど。
検察については詳しくわからない。
でも、事実上(制度上のことはわからない)彼らをチェックできない状態というのは、危険であることに間違いはない。
僕のような一般市民には直接的な関係はないが、巡り巡って確実に不利益を被っている。
どこかで誰がが書いたし、僕も書いたことがある。
無関心は権力者の思うつぼなのだ。
彼らは今を維持したいのだから。一般人が、もっと良い生活を考えなくなるのなら、経済状態に関わらずそれは奴隷だ。
労働者に謀反を起こさせないために労働後に、酒が振るまわれていた。
イギリスではジン。アメリカ大陸の奴隷はラム。
5日間働いて週末の酒飲んで寝てたんじゃ何も変わらないんだよ。
雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫) | |
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羊とかギリシャとか。
村上春樹の小説を読んでいて「よくもまぁこんなこと思いついたもんだ」と思うモチーフの元を見た気がした。
旅行で見たことなんだね。
学生時代にした旅行を思い出す。
かなり大変で不快なものなんだけどね、長期の旅行ってのは。
マンガでわかる香りとフェロモンの疑問50 ヒトにフェロモンはある? (サイエンス・アイ新書) | |
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チャプターが細かく区切れているが、内容はタイトルからズレがあったように感じた。
興味深い内容なのだが、僕の理系用語に対する免疫は幼稚園児レベルであることを再認識せざるを得なかった。
ツケ。業とも呼ぶのか。