それが一番の問題

概要は後からついてくる

何も起こりはしなかった―劇の言葉、政治の言葉 ハロルド・ピンター

2017年10月16日 | 
何も起こりはしなかった―劇の言葉、政治の言葉 (集英社新書)
クリエーター情報なし
集英社


政治の欺瞞やメディアの機能不全。
昔から良くわかっていること。
それの実例が多く出てくる。

アメリカに関する内容が多い。
ジャイアン状態。ドラえもんはいない。
ではどうするか。どうにもならない。これが現実。

朝のニュースのゴシップなんて、どうでもいいん。

50代の主婦をメインの視聴者として想定しているらしい。
確かに疲れた日常で、世界の悲惨な状況のことを気にする時間なんてほどんどない。
だからと言って、このままで良いというわけではない。

少なくとも自分の頭で考えないと。
心地よい言葉のクッションで、知性や意志が窒息しないように。
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職業としての小説家

2017年10月15日 | 
職業としての小説家 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


最近どうも村上春樹の本を読みたくなっている。

この本には、村上さんの小説家としての歩み及びスタンスについて書かれている。
小説を書き始める前の生活につても書かれていて、彼の人となりも伺い知れる。

海外に出るときに、覚悟があったこと。
当然と言えばそれまでだが、正直なところ意外だった。
いつでもひょうひょうとしたイメージがあるから。

毎日決まった枚数を書く。
自由に書けば良いのであり、小説家は、締め切りに追われてなんぼのような考え方は不自由。
確かにそうだと思った。

この本で村上さんが好きだと言っている作家の作品を読んでみようと思う。

それにしても、この類の本は初めて読んだ。
他の小説家が同じトピックで書いた本があれば是非読んでみたい。
島田雅彦さんとか。

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ずっと行ってみたかった場所

2017年10月14日 | 雑感
一人で行った。
電車に乗って。
思った通りだった。

子供の頃に感じた違和感。最近のニュースでconfirmされた。
自分の目で見て、歩いた。不思議と懐かしい気持ちになった。
感性が少し潤った気がする。


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生和寛 50歳からの男の嗜み 趣味か教養か

2017年10月09日 | 
50歳からの男の嗜み 趣味か教養か
クリエーター情報なし
講談社


良い本。池波正太郎の「男の作法」を思い出す。

アカデミックな知識ではない。
どうすれば良く生きることができるか。
時間を活かし、充実した人生を送ることができるか、
そのコツというか、pretty specificで、実用的なtipsが
たくさん記されている。

僕は特に、セカンドハウス、ファッション、車に惹かれた。
yeah, fuck コスパ to a certain extent。

たびたび読み返したい。
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ヒップホップ・ドリーム

2017年10月08日 | 
新宿ストリート・ドリームを聴いた。それで興味が湧いた。

この本に書かれてる、高校までの生活の雰囲気は自分も体験した。

それ以降は大きく違う。

葉っぱをこんなに堂々と吸うやつらがいたなんてら知らず。
また、ビジネスのことをこんなにおおっぴらに書いちゃっていいのだろうか。
日本各地にラッパーのつながりがあることも知らず。

抗争のことは全くわからない。
不良あがりの世界であることを踏まえると不思議ではない。
ドロドロした感じ。「空気を入れる」は初めて聞いた表現。

詳しいことはわからないけど、レーベルという会社?ブランド?を立ち上げて、
自分自身や自分が認めた音楽を発表する環境を作るのは素晴らしいことだと思う。
自分にはそんな発想なかった。
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