それが一番の問題

概要は後からついてくる

ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略

2011年02月27日 | 
ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略
クリエーター情報なし
東洋経済新報社


ファン必見。
もっと好きになること間違いなし。
深くにも僕も欲しくなった。

個人商店を営む人にも参考になると思う。
やっぱり、売れているには訳があるのだ。
これだけ普及しているのにイメージを守り続けている。
その部隊裏には、並ではない知恵と努力がある。

装丁、紙質ともに申し分なし。

僕の仕事と直接敵な関係はないが、非常に興味深く読めた。
畑違いの本を読むのは良いことだ。
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大空のサムライ 坂井 三郎

2011年02月26日 | 
大空のサムライ(上) 死闘の果てに悔いなし (講談社プラスアルファ文庫)
坂井 三郎
講談社


スゴい人。
出撃して敵を見つけて喜ぶんだもの。
それだけ訓練して自信をつけたということだ。

本書は、坂井さんの戦いの克明な記録。
信念や当時の時代を感じさせる内容はあまりない。
個人的な記録が多い。

近所にいたらなんどでも戦争の話をしてくれただろうと思う。

この時代の日本は悪いことを沢山した。
それでも現代日本が学ぶべきことが多少はある気がする。
精神の強さ、、、か。
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永遠の0 ゼロ 百田 尚樹

2011年02月25日 | 小説
永遠の0 (講談社文庫)
百田 尚樹
講談社


勉強になった。
僕のような輩には、歴史書よりも小説なのだ。
これで年配の方々が戦争の話をしている時に少しは発言することができるってもんだ。

ずーーーーっと読みたかった太平洋戦争ものの小説。
私小説的ではなく、巧妙に練られたストーリー。
見事。

本作品が筆者のデビュー作だと知りながら読んでいた。
ずいぶん慣れた書き方をするもんだと思っていたら、構成作家をしていたと。
なるほど。
構成を考えたり、文章に落としたりはしていたわけだ。

長年暖めている企画がまだまだありそうな人。
もっと作品を楽しみたいと思う。
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ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る ベルナール・アルノー

2011年02月24日 | 
ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る
ベルナール・アルノー
日経BP社


僕の心にはしみ込まない。
彼の手腕がすばらしことには疑いはないが。

彼がブランドを導いている方向は、それぞれのブランドの本質とは違う気がしている。
それを進化と呼ぶのかも知れないが、ルイ・ヴィトンが腕時計を作るのはどうしても理解できない。

経営と職人は切り離されているというが、影響を受けないハズがない。

ブランドを金儲けに使っているだけなら、いずれこの帝国に支配されたブランドの多くは衰退するだろう。
いや、そもそもこの帝国に属することによって、寿命を伸ばしているだけなのかも知れない。

そんなことをボンヤリと考えているが、この人の進み道にはハッキリとした違和感を抱いている。
これはルサンチマンなのか。
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奇跡を起こした村のはなし 吉岡 忍

2011年02月23日 | 
奇跡を起こした村のはなし (ちくまプリマー新書)
吉岡 忍
筑摩書房


知らなかった、こんな村が存在していたなんて。
あらゆる言い訳を許さない実績がここにある。

1人の村長さんが牽引していたということにも驚いた。
心底から村のことを考えた人なんだと思う。

役人仕事なんて馬鹿にして言うことがある。
そういわれても仕方のない現状があるように思うこともある。
でも、それってやっぱりおかしい。

この村がかつて置かれた状況は、今日の企業が直面する多くの問題よりも深刻であったはず。
ひっくり返せないのではない。ひっくり返すことができると信じていないだけなのだ。

勝者がいれば敗者もいるのは確かだが、死ぬまで負け続けることはない。
負けっぱなしでいるからいけないのだ。
考えて勇敢に行動すれば、いずれはどこかで勝利を勝ち取ることができるのだ。
そんな気持ちにさせられた。

人生をつまらなくしているのは他ならぬ自分である。

読み返すべし。
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身体から革命を起こす 甲野 善紀、田中 聡

2011年02月22日 | 
身体から革命を起こす (新潮文庫)
甲野 善紀,田中 聡
新潮社


急な階段を登る時は、腕と足を左右合わせて動かした方が楽らしい。
日常生活で試せそうなのはこれくらいである。

甲野さんの考え方には多いに賛同できるが、氏に直接こう事ができない環境にいる人にとっては多少酷なように思う。

本書は共著なので、どちらの考えかわからぬが、西洋文明批判や現代社会批判がチラチラと見える。

本書を読んだところで「身体から革命を起こす」努力を始めるのは困難である。
その心構えを作りはじめることはできるかも知れないが。
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珈琲時間 (アフタヌーンKC) 豊田 徹也

2011年02月09日 | 漫画
珈琲時間 (アフタヌーンKC)
豊田 徹也
講談社


ああ、確かに短編映画のオムニバスのようだ。
「どこが短編映画のようなのか?」と考えてみたがどうもわからない。
脈略なく始まって、キレイな絵とストーリーを一瞬見せられるからか?
僕にはよくわからん。映像の専門知識などない。

珈琲のCMのストーリーにできそうな話もあった。
使えるかもね。

珈琲を飲んだときのように「ホッ」とする話が多い。
トリッピーなのや笑えるものあるが。

ゆっくり珈琲でも飲みながら読むと良い。
人生にはこんな時間も必要なのだ。

しかし装丁デザインも良い。
マグカップのお尻の後がついてる。
いい、いい雰囲気だ。

豊田徹也さんの別の作品「アンダーカレント」も読むことに決めた。
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方丈記 鴨長明

2011年02月09日 | 
方丈記(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
クリエーター情報なし
角川学芸出版


現代語訳が非常にわかりやすくて助かりました。

鴨長明さんは、厭世家ですね。
「無常」を骨の芯まで感じざるをえなかった境遇は不幸と呼べるのではないか。

短い本だし、一度は読んでみるべき本。
基礎知識として。大人として。
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用心棒 黒沢明

2011年02月08日 | 映画
用心棒 [DVD]
クリエーター情報なし
東宝


用心棒

7人の侍より好きだな。
後に作ったからかな。

三船敏郎の演技がかなりサマになってる。
7人の侍と比べて、主人公がはっきりしている。

The Last Man Standingを先に観てしまった僕だけど。
オマージュで作品をつくりたくなる気持ちはよくわかる。
外国人がみたら、そりゃ驚くだろう、この迫力。
見たことない衣装、音。

ストーリーも素晴らしい。
短編小説のように無駄がない。
無理矢理感もない。

7人の侍もそうだが、冒頭のフォントがカッコイイ。
手書きかな。
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OTTAVA Caffe bleu

2011年02月08日 | Podcast
http://ottava.jp/

さまざまなクラシック音楽を聴ける。

僕はPodcastで聴いている。
iPodに落として散歩しながら聴いている。
仕事中い流したりもする。

音楽は自分だけで選んでいると偏りがち。
聴き慣れた音楽は心地よいけど、それだけじゃ進歩がない。
そんな風に感じる人には良いと思う。
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ニッポンの社長サン あいざわ元気

2011年02月08日 | Podcast
こういう番組好き。
カンブリア宮殿チックな感じ。

BGMがしつこい気がする。
特に、社長サン達が話をしている間の。
繰り返し過ぎで気になってしまう。
社長サンの話に全身全霊を注ぎたいのだが、その妨げになる。

わりと小さめの会社の社長さんが多いのだろうか。
そっちのが楽しかったりして。

BGMを変更して永く続いてくれますように。

http://genki-shacho.seesaa.net/
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七人の侍 黒沢明

2011年02月07日 | 映画
七人の侍 [DVD]
クリエーター情報なし
東宝


言わずと知れた名作。
初めて観た。

玄人好みだと思う。
ハリウッドの大物監督に影響を与えたとかいうが、専門的な知識のない僕にしたらどこを参考にしたのかわからん。

歩き方衣装、環境音、セットなどに相当こだわったというが、それは違和感の無さとしてあらわれるものであって、観ているそばから素人の度肝をぬく演出ではないだろう。

とは言え、長い映画にもかかわらず退屈しないで楽しめた。
これも、名作映画だからだこそだと思う
三船敏郎(菊千代)の演技が特に印象に残った。

日本人として、黒沢映画は一通り観ておきたい。
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空中ブランコ 奥田 英朗

2011年02月06日 | 小説
空中ブランコ (文春文庫)
奥田 英朗
文藝春秋


伊良部一郎シリーズ第二弾。
文句無しに楽しめた。

最後の女流作家の「パターン」は、奥田氏も気にしているかも知しれないが、その必要はないと思う。

伊良部と友達になりたい。
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SAKEROCK ホニャララ

2011年02月02日 | 音楽
ホニャララ
SAKEROCK
3d system(DDD)(M)


久しぶりに新鮮な感じがした。

懐かしめの音だが、どこか新しい。
どこかはわからん。

日常で耳にする音のどれとも違うけれど、記憶の彼方には確かに存在する音。
きっと20代中ば以上の日本人が共通してもつ感覚だと思う。

「逆に新しい」、「やさしい」、でも「かっこ良い」。

しばらく聴き込みたい。
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イン・ザ・プール 奥田 英朗

2011年02月01日 | 小説
イン・ザ・プール (文春文庫)
奥田 英朗
文藝春秋


表紙の写真を見て、長く暗い小説だと思い込んでいた。

大違い。

神経科の医師である伊良部一郎が全ての話に登場する短編集。
この伊良部一郎というキャラクターは、男が欲しいもの全てを持っている、端正な容姿以外は。
あまり欲しくないものも少なからず持っているが。

現代人は、思ったことをズケズケを言う伊良部の性格を羨ましがるだろう。
総合病院の息子であるという境遇も羨ましがるだろう。
愛車のポルシェも羨ましがるだろう。
そして、決定的に醜い外見であることに仲間意識を持つだろう。

だからこのキャラクターが愛されるのだと思う。
こんな友達がいればいいなと思う。

シリーズ第2弾の空中ブランコもぜひ読んでみたい。
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