万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌1450 心ぐき1317

2014年08月07日 | 万葉短歌

2014-0807-man1450
万葉短歌1450 心ぐき1317

心ぐき ものにぞありける 春霞
たなびく時に 恋の繁きは  大伴坂上郎女

1317     万葉短歌1450 ShuD477 2014-0807-man1450

こころぐき ものにぞありける はるかすみ
  たなびくときに こひのしげきは
大伴坂上郎女(おほともの さかのうへの いらつめ)=原文には「大伴宿祢坂上郎女」。04-0563歌参照。
【編者注】題詞は「大伴宿祢坂上郎女歌一首」。「春相聞」十七首(1448~1464)の第3首。
【訓注】心ぐき(こころぐき=情具伎)[04-0735]。もの(物)。たなびく(多奈引)。恋の繁き(こひのしげき=恋乃繁)。