万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1459 世間も1325

2014年08月15日 | 万葉短歌

2014-0815-man1459
万葉短歌1459 世間も1325

世間も 常にしあらねば やどにある
桜の花の 散れるころかも  久米女郎

1325     万葉短歌1459 ShuD489 2014-0815-man1459

よのなかも つねにしあらねば やどにある
  さくらのはなの ちれるころかも
久米女郎(くめの いらつめ)=未詳。この一首だけ。
【編者注】題詞は、「久米女郎報贈厚見王歌一首」。「春相聞」十七首(1448~1464)の第12首。
【訓注】世間(よのなか)。やど(室戸)。桜の花(さくらのはな=桜花)。散れるころ(ちれるころ=不所此日)。