万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1470 もののふの1336

2014年08月26日 | 万葉短歌

2014-0826-man1470
万葉短歌1470 もののふの1336

もののふの 石瀬の社の ほととぎす
今も鳴かぬか 山の常陰に  刀理宣令

1336     万葉短歌1470 ShuD506 2014-0826-man1470

もののふの いはせのもりの ほととぎす
  いまもなかぬか やまのとかげに
刀理宣令(とりの せんりゃう)=「養老五年(721)正月に、従七位下で、山上憶良らとともに東宮(のちの聖武天皇)に侍した。」 この一首だけ。
【編者注】題詞は、「刀理宣令歌一首」。「夏雑歌」三十三首(1465~1497)の第6首。
【訓注】もののふ(物部)。石瀬の社(いはせのもり=石瀬之社)。ほととぎす(霍公鳥)。常陰(とかげ=常影)。