2016-0411-man2068
万葉短歌2068 天の原1901
天の原 振り放け見れば 天の川
霧立ち渡る 君は来ぬらし ○
1901 万葉短歌2068 ShuE486 2016-0411-man2068
□あまのはら ふりさけみれば あまのがは
きりたちわたる きみはきぬらし
○=未詳。
【編者注】「七夕」(しちせき、1996~2093、98首)の第73首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第73首。
【訓注】天の原(あまのはら=天原)。振り放け見れば(ふりさけみれば=振放見者)。天の川(あまのがは=天漢)。君は来ぬ(きみはきぬ=公者来)。