万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3058 うちひさす2870

2019年01月10日 | 万葉短歌

2019-0110-man3058
万葉短歌3058 うちひさす2870

うちひさす 宮にはあれど 月草の
うつろふ心 我が思はなくに  

2870     万葉短歌3058 ShuF650 2019-0110-man3058

うちひさす みやにはあれど つきくさの
  うつろふこころ わがおもはなくに
=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第95首。女。
【訓注】うちひさす(内日刺)[03-0460(長歌)内日指 京思美弥尓(うちひさす みやこしみみに)、04-0532打日指 宮尓行児乎(うちひさす みやにゆくこを)、07-1280撃日刺 宮路行丹(うちひさす みやぢをいくに)、など]。月草(鴨頭草)[下記注]。うつろふ心(うつろふこころ=移情)。我が(わが=吾)。
【編者注-つきくさ】04-0583月草、07-1255月草、-1339鴨頭草、-1351月草、10-2281鴨頭草、-2291鴨頭草、11-2756月草、12-3058鴨頭草、-3059月草。